幻冬舎文庫<br> 絶対正義

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幻冬舎文庫
絶対正義

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344428256
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

由美子たち四人には、強烈な同級生がいた。正義だけで動く女・範子だ。彼女の正義感は異常で、法から逸れることを絶対に許さない。由美子たちも、やっと掴んだ夢や恋人との関係、家族までも壊されそうになり…。このままでは人生を滅茶苦茶にされてしまう!追い詰められた四人は範子を殺した。五年後、死んだはずの彼女から一通の招待状が届く!

著者等紹介

秋吉理香子[アキヨシリカコ]
兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、ロヨラ・メリーマウント大学院にて、映画・テレビ制作修士号を取得。2008年「雪の花」で第3回Yahoo!JAPAN文学賞を受賞。09年受賞作を含む短編集『雪の花』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

133
正義感がある事と、融通が利かず理論武装して追い込むのは真逆ではないのか。「範子」。絶対の前に苦境に立たされた同級生4人や、職を失った者など…正義の前に感情は皆無。理不尽ともいえる追及に暴発してしまった彼女等。謎の招待状に不穏な気配が漂い始め、新たな幕が開けようとしている。悪意なき悪意には戦慄するしかない。2019/10/12

ジンベエ親分

105
気になってた本なのだが、文庫化されているのを見つけて即購入。正義のみを信奉する範子に追い詰められた4人の女が範子を殺害する。その5年後、死んだはずの範子から4人に招待状が届く…という話。この範子が振りかざす「正義」が本っ当にウザい(笑) 彼女たちが殺したくなる気持ちもよーく分かって、思わず4人の女に肩入れしたくなるのだが…。ちなみに"偶発的に"4人が協力して範子を殺すシーンには妙な爽快感が(笑) が、さすが秋吉理香子、終盤のイヤミス度は半端ない。現実感の薄さも相まって、ほぼホラーの空気感。こえ~(T_T)2019/01/27

菅原孝標女@ナイスありがとうございます

98
まさに「またやってくれましたね」。解説者の言う通りだった。私は秋吉さんのこういう作風が好きなのだ。正しいのに、間違っていないのに、不気味で、じわじわ追い詰められて、どんでん返しがあって、嫌な感じで終わる。面白すぎて一気読みしたので秋吉作品お気に入りトップ3に入るかも。2025/01/07

アッシュ姉

87
正義のモンスター高規範子。異常なまでの正義感、文字どおりの正義の味方、正義を貫くことが何より大切。そこには家族や友人も一切関係なく、忖度なんて言葉は彼女の辞書には無い。バイブルは六法全書。どんな些細なルール違反も決して見逃すことなく、正義の鉈をバッサバッサと振り下ろし、満足げに微笑む範子が不気味で怖い。リカ、フジコ、アイ子に次ぐ、稀にみる強烈キャラクター。共通するのは関わりたくない、話が通じない、本で読むには面白いということ。先にドラマを観たが、設定や展開が少し異なる。結末も含めて原作のほうが好み!2019/11/15

M

83
人の心を持たず“正義”だけが指針。友人にも身内にも法的に正しいか正しくないかだけの我流の“正義”を振りかざし、目に付いた“罪人”をとことんまで追い詰める。こんな厄介なのが身近にいたら息が詰まる…。女同士の察しや思慮をうまく活かしてあとで嫌気や寒気を増幅させるあたり、さすが秋吉さん。エピローグを元にした続編を読みたい。2019/03/25

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