内容説明
多額の被害が出た盗難事件を巡って、南町奉行から喧嘩を売られた曲淵甲斐守。勝てば出世、負ければ没落の同役対決に敗北は許されぬ。内与力・城見亨は盗賊捕縛のために奔走するが、そこには意外な落とし穴が。一方、甲斐守との暗闘に敗れた元筆頭与力は人知れず復讐心を滾らせていた…。職務に忠実なればこそ敵は増える一方か?怒涛の第七弾。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。97年、小説CLUB新人賞佳作。『孤闘 立花宗茂』(中公文庫)で第十六回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
69
町奉行内与力奮闘記「外患の兆」7巻。あっと言う間に読了、面白かったです。内与力の城見亨さん、主役で格好良いはずなんですが、相変わらず上から下からあちこちから教えられこき使わていますねが、性格が真っ直ぐで少しずつ成長していますね。2020/06/06
Atsushi Kobayashi
15
このシリーズはいまいちです。 解説部分が多くって、本編がどうなったのか、なんかわからなくなります。 1時間ちょっとぐらいで、全部読めてしまいます。2018/09/21
蕭白
6
相変わらずサクサク読めます。2019/01/27
Abercrombie
4
奉行所を放逐された与力同心たちの悪あがきと、南北町奉行の足の引っ張り合い。どちらも見苦しいことこの上ない。竹林が雇った浪人の潔さだけはちょっと不気味。2018/10/23
コニタン
4
相変わらず取扱説明書で物語の進みが遅い!中途半端なところで終わってしまった。本代がもったいない!!2018/09/25