幻冬舎文庫<br> スクールセクハラ―なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか

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幻冬舎文庫
スクールセクハラ―なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344425859
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0195

内容説明

相手が先生だから抵抗できなかった―教師が絶対的な権力を持つ教室や部活動の現場で、被害者は「隙があったのではないか」と責められ、教育委員会は事なかれ主義を貫き、隠蔽体質がはびこる。わいせつ行為で処分を受けるのはごく一部で、泣き寝入りが大半だ。他人事ではない学校だから起きる性犯罪の実態を浮き彫りにする執念のドキュメント。

目次

第1章 M教師
第2章 特別権力関係
第3章 部活動
第4章 二次被害
第5章 届かない悲鳴

著者等紹介

池谷孝司[イケタニタカシ]
1988年共同通信社に入社。松江支局、広島支局、大阪社会部を経て95年から本社社会部で文部科学省や東京地検を担当。大阪社会部次長の後、本社社会部次長となり、2014年7月から宮崎支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

270
毎日のように流れる『教師が生徒にいかがわしい性的暴行を』という報道。激しく強い憤りを覚える一方で、なぜそんなに簡単に(語弊があるのは承知)被害が蔓延するのか不可解でした。ハッキリ嫌と拒絶できないものかと。本書は実際の被害者と向き合ったドキュメント。教師と生徒間の力関係と暗黙の利害が生む悲惨なメカニズムに驚愕した。憤り、同性として恥じた。自尊心を奪われてSOS を出せなくなった被害生徒達。乗じて繰り返す悪魔ども。年頃の娘さんを持つ親は、守るために読むべき。ここに述べられてるのは酷い現実の氷山の一角だ‼️🙇2020/02/20

黒猫

17
スクールセクハラ、昔も今も実態は変わらないだろう。変態ロリコン教師は学校というちっぽけな箱の中で教育指導という名の下に生徒たちに筆舌に尽くしがたいセクハラ行為を行い、教育者として教壇に立っている。泣き寝入りする被害者。学校、教育委員会というお飾り組織、表沙汰にしたくない隠蔽社会。日本の教育の縮図だ。スクールセクハラに関する第三者専門団体が日本にひとつしかない時点で終わっている。地元の議員や名士、権力者に知り合いでもいない限りない変態ロリコン教師を教壇から駆逐するのは難しいんだろうな。ただ被害者が可哀相。2017/09/19

takam

13
スクールハラスメント、教師から生徒に対しての性犯罪、わいせつ行為を指す。この本を読むと、加害者の教師も情けないし、それを擁護する教育現場もひどいと思う。被害者は泣き寝入りすることが多いという側面も酷な話である。そもそも学校とは教育の機能という持つ一方で、集団生活という共同体的な2面性を持つ独特な場である。教育機能を担う教員にはストレスがあるが、自身の権威性が認められる共同体たる学校に逃げ場がある点が問題を増幅していると思う。逃げた先がセクハラの点は同情の余地はないが、必要なのは教員のメンタルケアなのかも2020/06/26

からっぽな蛙《真梨江》

13
普段グロテスクで猟奇的なホラーを好んで読んでいるのに、これほど気持ち悪くて読み進めるのが辛かった本はなかった…。教師はいま、大変な職業だと言われている。超過当然の勤務時間、保護者との関係、多様化する価値観。対応していくのは大変だろう。本当に頭が下がる。でも本書に書かれているような事実があることも、また事実なのだ。恥ずかしながら、本書を読むまで教師の猥褻事件が“権力犯罪”だと認識出来ていなかった。それこそ一部の不届き者が起こすのだと思っていた。でも、教師は生徒や児童に対しては確かに権力者だ。特に義務教育の→2019/02/25

くっく

10
教師の生徒に対するセクハラのもつ性質・根源的原因には、体罰やDVに共通するものが多いと感じた。テレビやニュースなどで聞く「わいせつ」行為が、生の言葉で再現される時、日本の学校という現場そのものが抱える構造的問題を誰もが自覚せざるをえない。2017/11/30

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