幻冬舎文庫<br> すばらしい日々

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幻冬舎文庫
すばらしい日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 155p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344425781
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

父の脚をさすれば一瞬温かくなった感触、ぼけた母が最後まで孫と話したがったこと。老いや死に向かう流れの中にも笑顔と喜びがあった。愛する父母との最後を過ごした“すばらしい日々”が胸に迫る。発見と癒しに満ちたエッセイ。

目次

きらきら
すごいやつ
悲しい作業
心のおばあちゃん
百年の甘み
ただ遊ぶ
行ってみないと
体が勝手に
いいかげん
逃げても逃げなくても〔ほか〕

著者等紹介

よしもとばなな[ヨシモトバナナ]
1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

269
1ページのなかに字がすこししかなくて、ひらがながおおくて、やさしいかんじのするエッセイ集。生きるってかっこいいことばかりじゃない。だからこそ、できるだけハッピーにすごしたい。しゃしんもすてきでした。2017/08/08

ふう

97
生きていくことがつらい、と思う日があります。きっと誰にも。病気、老い、身近な人の死…。人は悩み、傷つき、心がかたくなになってしまいがちです。でも、そんなつらい中でも少しだけ顔を上げると、誰かのやさしさや温かさが木洩れ日のように心に入りこんできます。ささやかでも、それだけでわたしたちの暮らしは「すばらしい日々」。体中で生きる子犬も、最後まで病と闘った父親も、家族も友だちも、そして自分も愛おしいと思えるすばらしい日々です。2018/06/19

*すずらん*

97
ばななさんの感性が、瑞々しいといわれる所以が分かった気がする。彼女は覚悟が決まっているのだ。悲しい事を見つめ心に留めることができる。だから綺麗に流すことができる。熱帯魚の水槽に取り付けられるろ過器と同じだ。常に循環されている。水は濁ることなく清潔だ。私達は苦しい事から目を背ける。傷付かない為に流してしまう。だから繰り返す。覚悟が決まっていないから 苦しい事が起きる度にダメージを受ける。積もり積もったダメージは、私達を生き辛くする。そんな時にばななさんの作品に出会うと、私達はやっと息継ぎすることが出来るのだ2017/02/14

アクビちゃん@新潮部😻

63
東日本大震災の事、父母との最後の「すばらしい日々」などのエッセイ集です。この本を読んでるいる間、夕焼けの中をお散歩している様な気分でした。よしもとばななさんの文章は、いつも私を心地よい風景に連れ出してくれます♪ 私も父を見送った後に、みなしごハッチの様な気分になった事を思い出し、せつない気持ちになったけれども、嫌な気持ちでなく懐かしかったりするのです。エッセイの間の写真もステキです✨2019/05/31

てんちゃん

33
読み友さんにいただいた本でしたが、「ほぅ…」とため息が出るくらい、美しくてやさしい本でした。生と死が交差するこの世界の美しさをよしもとさんの温かさで紡ぎだしたようなエッセイ。小説で垣間見れるよしもとさんの世界観を凝縮したようなエッセイです。各所に挟まれた写真も、よしもとさんが込めた思いのままに、この世界の確かさや美しさをキラキラと映しだしています。このように素敵な本を頂くことができた幸せ。自分で買った以上の嬉しさがあります。本をくださった読み友、こーいち先輩に感謝(^^)2018/05/20

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