幻冬舎文庫<br> 弱いつながり―検索ワードを探す旅

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幻冬舎文庫
弱いつながり―検索ワードを探す旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 181p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344425019
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0195

内容説明

「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、ネットの検索ワードさえグーグルに予測されている。それでも、たった一度の人生をかけがえのないものにしたいならば、新しい検索ワードを探すしかない。それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりだ―。SNS時代の挑発的人生論。

目次

0 はじめに―強いネットと弱いリアル
1 旅に出る―台湾/インド
2 観光客になる―福島
3 モノに触れる―アウシュヴィッツ
4 欲望を作る―チェルノブイリ
5 憐れみを感じる―韓国
6 コピーを怖れない―バンコク
7 老いに抵抗する―東京
8 ボーナストラック―観光客の五つの心得
9 おわりに―旅とイメージ
哲学とは一種の観光である

著者等紹介

東浩紀[アズマヒロキ]
1971年東京都生まれ。作家、思想家。ゲンロン代表取締役。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。『存在論的、郵便的』(新潮社)でサントリー学芸賞、『クォンタム・ファミリーズ』(河出文庫)で三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

74
エッセイ風自己啓発。分かりやすい言葉でネットや社会のしがらみから逃れるための具体的な方法、旅にでることの意味合いを語る。個人的に考えていたところを言葉にしてあり唸ってしまう。統計や言葉で想定する以上の何かに満ちた現実の驚きと対処法。じつにしっくりくるのは著者が使うのを避けている思想の概念や用語に自分がすこしは馴染んでいるせいだろう。あまりに薄い本で図書館の棚で他の本に隠れていて探すのに時間がかかったほどだが手元に置いて置きたい。良書。2018/02/08

はっせー

69
哲学に興味があるけどまだ読めていない人や旅が好きな人にぜひ読んでほしい本になっている!東浩紀さん。名前は聞いたことがあるが読んだことない作家さん。この機会に読んでみようと思い読んでみた。通読して思ったことはネットと旅行をうまく混ざっていて面白かった!私たちはネットから切り離せない。そしてネットは私たちのデータを所持していて私たち好みの情報をくれる。それでは何も変化することができない。だからこそ旅行にいき知らない土地で予想しない検索ワードを使い環境を変えようとのこと!2023/11/19

ネジ

51
★★★★★ 環境を意図的に変える行為としての"観光"を語る紀行エッセイ集。著者の哲学の原体験とも言える内容であり、素敵で文化的な旅の楽しみ方だと感じた。旅好きな方に是非勧めたい。 ①ネットでは自分が見たいと思っているものしか見ることができない。 ②大事なのは言葉を捨てるのではなく、言葉にならないものを言葉にしようと努力すること。 ③情報はいくらでも複製できるけど、時間は複製できない。2024/02/25

kana

50
自分を変えるには場所を変えるしかない。別に移住しろというわけでなく気楽な観光でいい。新たな場所に行くことで新たな検索ワードが見つかる。言葉にできないものに触れると言葉が見つかる。新たな繋がりが生まれる。…手に取ったのは何となくでしたが、最近俄かに東京周辺の史跡巡りをしたり友達に会いに遠方に赴いたりと行動的になった私の思うこととリンクしていたので驚きました。読んで言葉で理解できることと実際に現場で感じることの圧倒的な違い。そこから疑問がさらに生まれて考え方も変化して。繋がりが増えて。より豊かになる。2019/11/09

ミュポトワ@猫mode

40
図書館本。これもテキトーに本棚から引っ張ってきた本ですが、これは最高の当たりです! はじめ、ビジネス本?とか自己啓発本?とかエッセイ?とかって思ってましたが、これ違う!哲学書だ! 本棚は小説・エッセイに分類されているところにあったんですけどねwww 作者の経歴見たら作家兼思想家みたいです。納得 半分程度、不必要な内容が書いてありますが、本って言うのはそもそもそういうものでしょ? というか、半分も必要なことが書いてある本のほうが珍しい! これは手元に置いといて何度も読み返したくなる本でした 後で買います! 2018/05/20

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