内容説明
自由気ままな旅でもなく、終わりのない自分探しでもなく、世界を舞台に活躍したいから、旅に出た。世界中の「働く人」に出会うため。お金があるのにボロ宿に泊まるアメリカ人大学教授、軍人あがりのイスラエル人女性、元ストリートチルドレンのインド人実業家…。ネットを駆使して出会いを繋ぎ、2年間50ヵ国。起業家の人生を変えた世界一周の旅。
目次
第1章 フィリピン留学
第2章 北米
第3章 中米
第4章 南米
第5章 アフリカ
第6章 ヨーロッパ
第7章 中東
第8章 アジア
第9章 帰国、その後
著者等紹介
太田英基[オオタヒデキ]
1985年宮城県生まれ。中央大学卒。在学中に「タダコピ」という広告サービスで起業。2010年に退職後、フィリピン英語留学を経て約二年間の世界一周の旅に。ソーシャルメディアを最大限利用した旅人として知られる。13年に株式会社スクールウィズを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
66
★★★☆☆ 2年間で50カ国を旅して、多くの人々と交流してきた著者の旅行記。ただ、世界を舞台に活躍したいという強い目的意識を持っての旅なので、自由気ままな旅ではない。旅の先々での出会いから多くを学ぼうという姿勢からは見習うべきことが多かったし、物怖じせず現地の人と交流できる著者の性格やバイタリティには頭が下がる。このようなグローバルな目線を持った人材が帰国後に引く手あまたになるのも当然だと思う。2019/08/09
フク
43
留学を終えて、世界に興味を持ち始めた時に出会った1冊。世界1周羨ましい❗\(^o^)/ 外国に行ってはじめて知ることがある。そして日本の素晴らしさにも改めて気付くことができる。語学を学ぶ大切さも再認識しました(^^;2018/01/26
Salsaru
8
外国に住むと旅はちがう。その間くらいの話。2015/08/01
ようへい
7
旅に出る人とでない人。僕は出たいけど臆病故に出れない人です。よく「世の中には2通りの人間がいる。〇〇な人と〇〇ではない人だ」みたいなフレーズがありますが、そんな訳なくて、2通り理論を重ねてくと2×2×2×2×‥を33通りも質問をすれば85億通りのパターンが出来上がって、世界は意外と狭いのかもしれない、と一瞬思いがちですが、やっぱりそんな訳はない。自分の目で見ないと本当はわからない。旅できる人は尊敬する。2020/06/28
shun
5
2022年9冊目。コロナのせいで海外に行けないもどかしさと、自分のこれからの人生に対する洞察を得るために再読。生まれ育った地域、時代、環境、教育、気候…が違うだけで、同じ人間なのに、お互いを信じられなくなることがあるのがとても哀しい。でもそれを現実として受け止めた上で、自分に何ができるのか、何をしないのか、実際に行動を起こすのか、起こさないのか…が大事なのだろう。各話のサブタイトルの全てに答えることができれば、自分も少しはグローバルな人間になれるのだろうか。これからはもっと『人に逢う』ために海外に行こう。2022/02/21