幻冬舎文庫<br> ヒートアップ

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幻冬舎文庫
ヒートアップ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344422353
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物“ヒート”が闇市場に流出し、それが原因で起こった抗争の捜査を進めていた。だがある日、殺人事件に使われた鉄パイプから、七尾の指紋が検出される…。誰が七尾を嵌めたのか!?誰も犯人を見抜けない、興奮必至の麻取ミステリ!

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。「さよならドビュッシー」で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。受賞作のほかに「災厄の季節」(のちに『連続殺人鬼カエル男』として刊行(宝島社))も同賞で初めてダブルノミネートされ話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SJW

232
「魔女は甦る」で出てきた兵士用の特殊薬物「ヒート」が闇市場に流出して、チンピラの抗争で使われたため、麻薬取締官の七尾が捜査に乗り出す。麻薬・薬物への怒りを持つ七尾がおとり捜査をしたり、違法捜査をしたりと犯人逮捕に向け執念を燃やし続ける。七尾のやり過ぎは読んでいる方がハラハラしてくるが、彼が厚労省の役人とはとても思えない。最後まで息抜きできないアクション、騙し合い、中山さんならではのどんでん返しや、ますます厳しくなる環境に頁をめくる手が止まらない。今回、中山さんが言いたいのは、厚労省での常識2018/10/11

ちょこまーぶる

232
読み始めからワクワクしっぱなしの一冊でした。特異体質な肉体を持つ麻薬取締官の七尾が脱サラ?して言葉を武器に暴力団の幹部までになった山崎が運命共同体となり、生物を凶暴・強靭化するヒートという薬物の根絶に命を懸けて立ち向かうというありえない設定を堪能できましたね。そして、謎を解いて革新に迫っていく一つ一つにワクワク感が止まりませんでした。そして、後半の闇の中での死闘や国家の策謀との闘い場面は、多少インパクトが強すぎる表現もあるけど、そこは七尾が最後に意外な犯人を指名したことでスッキリと終わることができました。2016/09/30

しんたろー

141
『魔女は甦る』の続編(前編の人物は殆ど出てこない・・・出る人はネタバレになる ので内緒)。中山さんのハード路線はクドイ位に主人公を痛めつけるが、今回も 麻薬取締官・七尾が満身創痍で活躍。ヤクザの山崎(御子柴シリーズに登場)と コンビを組んで、良い意味でアメリカB級サスペンスアクション映画を観ているかの ような感覚になる。殺人事件の謎解きは、中山さんとして標準レベルで犯人も想像 つくが、息もつかせぬスピード感で引っ張る展開はお見事!山崎との会話には 組織への風刺やブラックな笑いを含んでいて楽しめた。2016/11/28

nobby

121
個人的には『魔女は甦る』の衝撃が大き過ぎて、少々マンネリ感で読んだ。麻薬取締官とヤクザが協働してヒートを追う発想は面白かったが、その展開は結構退屈だった。後半やっぱりそこへ行くことになって出逢う狂暴も、今度は君達なんだみたいな…その後、本当に迫り来る恐怖の存在は確かにありそうだが、中山さんの現在の社会意識の反映なのかなと感じた。最後のオチは驚嘆少なめ。最後に一言、とにかく『魔女は甦る』から読むことをお勧め!この作品でネタバレないまま、あの驚愕を楽しんで欲しい。2015/04/18

aquamarine

112
前作「魔女は甦る」に少し登場していたマトリ七尾が主人公。ヒートは相変わらず子供たちを蝕み、警察の力だけでは無理だと悟った彼は、暴力団幹部の山崎に持ち掛けられた協力を受けることにするのですが…。相変わらずの無茶苦茶なやり方とスピーディな展開に、夢中になって彼らを追いました。果たしてヒートの行く末は…。アクションシーンの迫力は読んでいる私が肩に力が入るほどでした。そこにかかってきた一本の電話が一番びっくりしましたね。好き嫌いあるかと思いますが、息を止めるほど夢中になって読めるこういう作品、私は好きです。 2018/05/18

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