幻冬舎文庫<br> 誰にもあげない

電子版価格
¥564
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

幻冬舎文庫
誰にもあげない

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344422278
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

俳優の長谷川浩介は舞台「真四谷怪談」で主役に抜擢される。恋人の有名女優、後藤美雪の推薦で大役を射止めたにもかかわらず、共演女優との浮気を繰り返す浩介。美雪は嫉妬や疑心を募らせるが、いつしか愛は狂気に変わり―。役と欲と女に呑み込まれ、やがて舞台と現実との境界を超えていく浩介。喰われていたのは女か男か。戦慄の恋愛ミステリ。

著者等紹介

山岸きくみ[ヤマギシキクミ]
福井県出身。脚本家。舞台、ドラマ、映画などを手掛ける。『誰にもあげない』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりすけ

15
なんかこれ記憶にある…あっ!三池監督の『喰女』か。映画の方も「なんだかわけがわからないよ」だったのですが原作のこれも「わけがわからないよ」でした。文章に少し難点があるのか読みづらいものアレ。ヒロインは悲しくて慈愛に満ちて残酷、男はフラフラと責任取らないヒモ…そんな感じのなんやらかんやら。死に方はオーメンですか?2020/05/31

フクミミ

8
話が芝居に入ってからは、夢の中を覗いている様なとりとめのない感じ。 映画の原作だそうですが、そう言えば小説というより脚本っぽい。2014/11/11

もりの

4
文が読みづらくパラ読みで終わった。2019/11/26

美麗

4
映画(喰女)観る前に原作読んどこーと思って買ったけど、脚本家が初めて書いた小説だけあって小説の体をなしてないというか…散文的でポエムチックな文体と繰り返される夢オチが素人臭くて安っぽいホラーそのまま、という感じ。映画観るのも考え直そうかなってレベルでつまんなかった。心理描写がほとんどないからキャラが薄いし肝心の恐怖を感じさせるには筆力が全然足りてないし。文章で恐がらせるって難しいもんね。もっとちゃんとした作家に書いてもらった方がよかったのでは。2014/08/03

くり

3
何だか妄想と現実がごっちゃで私はあまり読みやすい本でなかった。好きな本でもないですね。登場人物全員わかりかねることばかりだった。あと魚のベティは本当に美雪みたいだね。2015/02/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8195923
  • ご注意事項

最近チェックした商品