内容説明
日本人は気遣い人。ビールが減れば話を中断させてでも注ぎ足し、料理は握っていた箸の柄で取り分け、有名人の目撃情報を無償で逐一拡散し、猫をレンジで温めないで下さいと嘆願する…って本当に必要?マナー、しきたり、思いやり。鵜呑みにせずうたがってみたら常識が非常識に大逆転。つまらない毎日も笑いにすれば、あなたの人生がきっと変わる。
目次
食後は食前
実ってもないのに頭垂れるな
腑に落ちるべからず
オッス!オラ、おばはん
『頭の中の消しゴム』で整理整頓
思力向上で世の中向上
珈琲好きは珈琲嫌い
一番煎じは苦い
割り勘する男より、割り勘された女を恥じるべし
真面目は不真面目〔ほか〕
著者等紹介
千原ジュニア[チハラジュニア]
1974年京都府生まれ。89年に実兄・せいじとお笑いコンビ「千原兄弟」を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やせあずき
42
本屋さんで、棚に表紙を見せて並べてあった(平積みに対して面陳列というらしいです)のをなんとなく手に取り、なんとなく気になって購入。もともとお笑いは好きなんですが、自分の生き方に、あらゆるものを疑ってかかるということ(ジュニアいわく「うたがい力」)が足りてないという自覚症状があったからでしょう(^^;;ジュニアさんは、笑いにとても貪欲だし、笑いに人一倍厳しい。そして、常に自分に関わる全てのことをお笑いに変換しようとして努力いるから、いつも面白いし、期待を裏切らないんだなぁと納得できた一冊でした。2015/04/29
Emperor
31
「そういわれてみれば確かにこれって変だな」というものに次々と気付かされました。常識にさえ切り込む。本当に笑いに対してストイックで、こだわりが強い。この妥協しない粘着質な性格があの面白いトークを生んでいるんだと思いました。2017/03/19
蒼伊
28
過去の作品を読んでも思ったんですが、ジュニアさんは“頭のいい”“感受性の強い“人なんだろうな。こういう視点で物事を見れる人って、あんまりいない気がする。一歩間違えたら“偏屈な”人って言われそうだけど、それを面白くしているところがさすがだなと思います。2014/03/03
ナヲ
18
お笑い好きということもあり、面白そうと手に取った本。納得させられるとろも多々あり、思いの外、かなりよかった。仕事をしていくうえでも、生活をするうえでも、ものの見方はいくらでも変えられるんだなぁと。2014/04/21
えこ
17
人から聞いた事やTVやネットのニュースをありのままに受け止めず、少し視点を変えるだけで面白くなるなら多少ひねくれてもいいかも。面白ければ良し!面白くないのは悪!2015/04/11