幻冬舎文庫<br> ねこ弁―弁護士・寧々と小雪の事件簿

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幻冬舎文庫
ねこ弁―弁護士・寧々と小雪の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344420946
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

最速でスーパーのレジを突破した者に遺産を相続させよ―。奇妙な遺言を残した資産家の謎を解く「レジ待ちオリンピック」。田舎町で案山子が相次いで失踪。その意外な犯人を追う「案山子だけが知っている」など、六編を収録。アイドル顔だが天才的な推理力を持つ小雪と、イケメン顔で不器用な寧々。弁護士姉妹が活躍するユーモア・ミステリ。

著者等紹介

大門剛明[ダイモンタケアキ]
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒業。2009年「雪冤」で横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞。精力的に新作を発表し、社会派ミステリの新鋭として注目を浴びる。12年、「言うな地蔵」が日本推理作家協会賞・短編部門の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさらぎ

47
時流に乗って、キャラが立ったコンビものを書いてみました、的な?弁護士姉妹が問題を解決する連作短編集。弁護能力は未知数ながらまともな姉はまだしも、妹が寒すぎる。頭はいいかもしれないが超常識外れ。弁護士からクレームが来るんじゃないかと心配になるほどひどいキャラだった。往診弁護という発想は面白いが、この程度の事件と主人公のキャラなら、何でも屋か探偵でよかったんじゃ?著者はこういう作風は向いてないと思う。頑張って作った感が鼻についた。2015/06/03

takaC

42
帯に「新シリーズ開幕」とあるからには今後も続けるつもりのシリーズものなんですね?確かにこの一冊でお終いだったら尻切れトンボだからの予防線ということではないよね?なお文庫書き下ろしは大歓迎だけど誤植がまだあちこち残っていたよ。2013/10/13

33
さくさくと♪読みながら作家さんのお名前を確認しましたよ(^^;今まで読んだのと違い過ぎて…。この作家さんは、この系統のお話しじゃない方が好きでした。ちと残念なり。2019/10/08

ううち

17
初読み作家さん。あまり弁護士的な活躍はなかった気がするけど、難しくないので軽く読めました。土地勘があればより楽しめたかも。猫はチラリと歩いているのみ。社会派ミステリーを書かれている方なのですね。そちらも読んでみたいです。2014/05/25

anne@灯れ松明の火

15
隣市で。伊勢のタウン誌で連載している作品をまとめたものと思ったのだが、最後に「書き下ろし」とあって、「なぜ?」。確かに地元以外の土地を舞台にした話が多かったので、文庫用に書いたものもあるのかもしれないが、連載されたものも間違いなくある。それとも書き直してあるんだろうか?(どうでもいいことだけど、気になった(笑)) 他の方が書いておられる通り、弁護士というより、探偵か何でも屋の感じで、軽く、読み流すのにちょうどいい感じになってしまっている。弁護士能力は上のはずの寧々がいいところがなくて、何だか可哀そう。 2014/06/17

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