ラベンダーブックス
きみはぼくの帰る場所

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  • サイズ 文庫判/ページ数 527p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344420212
  • NDC分類 933
  • Cコード C0193

内容説明

19世紀、英国。美しい海辺の村スピンドル・コーヴは、良家の女性たちが静養のために訪れる癒しの地だ。そこに集まる女性たちは皆どこかに問題を抱えていた。村の中心人物は、王室顧問も務める発明家サー・フィンチのひとり娘スザンナだ。そんな癒しの村へ、歴戦の将校ブラムと放蕩者の子爵が滞在することになる。脚を負傷したブラムは指揮官として復帰すべくスザンナの父を頼っていた。ところがブラムは伯爵位を授けられ、村に在郷軍を編制するよう命じられる。男らしい男がいないことが村の売りなのに…スザンナは繊細な女性たちを守りたかった。そして自らの心も。危険な魅力をはなつブラムに奪われないように―堂々のRITA賞受賞作。

著者等紹介

デア,テッサ[デア,テッサ] [Dare,Tessa]
「ヒストリカル・ロマンスの新星」と評される、ニューヨークタイムズ紙やUSAトゥデイ紙のベストセラーリスト常連作家。2010年、Surrender of A SirenがRITA賞ファイナリストとなったのち、2012年、『きみはぼくの帰る場所(A Night to Surrender)』でRITA賞(リージェンシー・ヒストリカル部門)を受賞。そのほかRT Reviewer’s Choice賞など数々の賞を受賞している。南カリフォルニアに居住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こばまり

40
有り体に申しますと先日読了した小説に骨抜きにされまして、何かお気楽なものを目にしたくなりリハビリ用に読みました。ごめんよテッサ。でも君の屈託のなさに僕は癒された、癒されたよ。なかなか大胆なヒロインに生唾ごっくんな物語でございました。2015/03/20

ち~

29
戦場で負傷し長い治療は終えたものの、復帰の目処が立たず焦る陸軍中佐ブラム。父の友人で権力者のフィンチを訪ねてスピンドル・コーヴにやってきた。邪魔な羊の群れを追い払ったところフィンチの娘スザンナを巻き込んでしまう。問題を抱え、社交界に馴染めない女性達の保養所を守るため軍人を追い払いたいスザンナと、在郷軍を組織し前線に戻る野心を燃やすブラムとの駆け引き。最初からスザンナに魅かれてるブラムも、前衛的で積極的なスザンナもいいけど、個性豊かなスピンドル・コーヴの住人達の騒動やブラムの飼い羊ディナーが面白かった。2020/05/31

Miyuki_fsog

18
H/Hともに 出逢った時からメロメロ…そしてエロエロだった❤ シリーズ2作目、3作目のH/Hが気になる~う(*≧∀≦*)2018/05/15

たまきら

17
医療が未熟だった時代、過酷な治療の人体実験にされている良家のお嬢さんの避難場所を作り、充実した毎日を過ごしている楽しい女性が主人公です。彼女と彼女を取り巻く個性的な女性にうっとり。男子は戦争に戻りたくてたまらない膝をやっちゃった(軍人さんには致命傷ですね)将校さん。出だしっから彼女に猛アタックしてあっという間にものにしてしまうので、笑っていいのやらあきれていいのやら。牡牛と花とか、屈強な鍛冶職人がロケットの金具を直すのが好きとか、羊ちゃんでペットのディナーとか、小ネタが効いてて笑えるロマンスです。2016/03/28

すもも

8
★★★★☆ (A NIGHT TO SURRENDER 2011年作品) RITA賞受賞作。良くまとまった作品という印象です。親子の問題、怪我から立ち直るヒーロー、上流社会に上手く溶け込めない女性たちのことやらをロマンスに絡めてさりげなく描いています。ほのぼのとした後味もいいなと思いました。三作目のヒーロー、ソーンが気になる!2016/08/15

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