内容説明
アメリカで麻薬フィクサーとして時給六千万円を稼ぐ日本人マルヤマが、激しい逮捕劇のすえ収容されたのは重犯罪刑務所だった。そこは囚人同士が殺し合い、人種ごとに対立し、看守が暇つぶしに囚人を銃殺する異常な世界。強烈なプラス思考と冴えわたる知恵であらゆる敵を味方に変え、「刑務所ほど楽しい場所はない」と言い放った男の痛快獄中記。
目次
第1章 俺が麻薬取引を始めた理由
第2章 アメリカンドリームから地獄へ
第3章 死と隣りあわせの重犯罪刑務所
第4章 投獄生活に見た凶悪犯の意外な素顔
第5章 「ゴッドファーザー」と呼ばれた日本人
第6章 さらばアメリカと野郎ども
著者等紹介
丸山隆三[マルヤマタカミ]
1950年東京都生まれ。立教大学卒業後、三年勤めた商社を退社し渡米。自動車の並行輸入を始めるが、麻薬仲介業を行ったため、90年銃撃戦の果てに逮捕される。約七年間の刑務所生活の後、国外追放処分が決定。現在は日本国内で会社を経営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カイ
1
スケールが大きく、絶対に僕が体験出来ないであろうアメリカの刑務所でのノンフィクション。為になります。2014/07/10
プーテ○ン
1
アウトロー文庫ってなんか良いですね。本の内容としては、アメリカの凶悪犯が収監される刑務所において、どのように立ち回ったのかが書いてありました。納得できる部分も多々あって、面白かったです2014/01/22
Motoki Horio
1
麻薬絡みで捕まり、刑務所の中での出来事を書いたノンフィクション。 面白くて最後まで一気に読めた。 自分とは無縁の普段見れない世界を見れる貴重な読み物。2013/11/13
AyaJulia
1
頭の良い人だからこそ出来たこと2013/05/06
のちおちゃん
0
☆☆☆★2016/10/31