内容説明
二つの暗殺組織の衝突に巻き込まれた中学生、高塚永児と小松喜多見。一度はその追撃を逃れた二人に、再び執拗な組織の捜索が迫る。送り込まれた凄腕の暗殺者「字」から、二人が生き延びる方法はただひとつ。自らの命を狙う同級生と手を組むこと―。謎に満ちた物語の中に、リアルで切ない中学生の殺し屋たちを描く傑作エンターテインメント。
著者等紹介
向山貴彦[ムコウヤマタカヒコ]
1970年アメリカ・テキサス州生まれ。フリーのクリエイター集団、スタジオ・エトセトラを設立。99年『童話物語』でデビューしベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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