内容説明
世界遺産には200%ならないが後世に残したい奇妙奇天烈なもの―それが「裏世界遺産」。ほっぺに串刺しの超ハードなスリランカの祭り、シュールすぎる妖怪が迎えるインドの遊園地、行くと必ずUFO好きになってしまうトルコの博物館…。危険でバカバカしくて、ノー天気さがちょっぴり羨ましい、アジアの混沌に飛び込んだ笑撃旅エッセイ。
目次
第1章 ラオス―癒し国家のショック地帯
第2章 タイ―微笑みの国の地獄返し
第3章 カンボジア―世界遺産でない場所ツアー
第4章 中国―四千年の歴史が生む離れ業
第5章 ネパール―大自然の狭間に異空間
第6章 スリランカ―熱狂する光り輝く島
第7章 インド―神秘さは永遠に続く
第8章 バングラデシュ―優しき人が集う楽園にて
第9章 トルコ―夢とロマンに満ちる土地
著者等紹介
マミヤ狂四郎[マミヤキョウシロウ]
1979年東京都生まれ。高校時代よりミニコミ誌で漫画を描き、99年『暗黒アジアンハッカーズ』(共著)でプロデビュー。多数の雑誌に漫画家、イラストレーター、ライターとして執筆。2003年、東南アジアからエジプトまでの一三ヵ国を歴訪(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくちゃん
9
自分では体験できない(体験する勇気がない)ようなものが続々と出てきて読んでいてとにかく楽しかった~!写真が撮れないようなヤバい出来事はイラストで描かれているのが面白かったし、良い味出してる写真もいっぱい掲載されていて、アジアの人々や建造物の濃ゆさというか強烈さを堪能しました。2015/04/05
Keizy-soze
4
この手の危険でアングラな”彩図社系裏旅行記”は全て持っているが、これは幻冬社から出ているアングラ旅行記と聞いて読んでみた。面白いー^^行った事ある国が多いので同じ体験談などが書いてあると妙に懐かしかったりニヤリとしてしまう。写真もイラストも豊富で楽しめた。サラッと読めるので気分転換の脳内トリップにお手頃な一冊2011/10/22
エチゴヤ
4
B級(笑)アングラ系のネタがいっぱい。軽い書き口だけど、こういう軽めの展開に持っていくのはある種の人徳が必要と思うので、なんだかうらやましい!バングラディシュの裏ビデオショップの店主&お客さん、ほんといい味出してます。2011/07/19
( ̄∀ ̄)
3
こういうアングラな世界が自分の見えないところで広がっている2014/06/24
es
1
「旅は後から効いてくる」に共感。私の場合はハワイやグアムなどの欧米系より断然アジア圏の方がそれが強い。ハワイなんかは、あぁ、この空気感、景色、ショッピング、ハワイって最高ってその場で思う。一方アジアではおかしいよな?今の?って事ばかりおきるが、帰国してから考えると笑えるし、いい思い出となっている。じわじわくる。2024/05/21