内容説明
1859年、ロンドン。アッシュ・ブラックウェルは放蕩生活に明け暮れていた。突然、祖父に呼び出されたアッシュは、今シーズンをなんの醜聞もなく品行方正に過ごすことができなければ、彼を相続から外すと言い渡される。清く正しく生きると誓うアッシュだったが、彼を信用できない祖父が用意していたのは見張り役のシャペロン(付添人)だった。男にシャペロンだと?とまどう彼の前にあらわれたのは、アメリカから来たばかりの若きキャロライン・タウンゼントだった。無礼な態度をとるアッシュに彼女は手厳しい言葉で応戦する。お堅いキャロラインにうんざりしたアッシュは、彼女との食事を避け、無断で外出をするようになる。ところがある晩、アッシュの部屋を、薄いナイトガウン姿でキャロラインが訪れる。なんのつもりだ?彼女の奇襲攻撃か?危険な駆け引きに燃え上がる、ヒストリカル・ロマンス。「物憂げな紳士たち」シリーズ、第2作。
著者等紹介
ベルナード,レニー[ベルナード,レニー][Bernard,Renee]
米国の書評誌「ロマンティック・タイムズ」のライターとして働くかたわら、ロマンス小説を執筆。2006年に「A Lady’s Pleasure」でデビュー。ホットなラブシーン描写で人気を博す。インターネット・ラジオ番組「レニー・ベルナードとコーヒーと笑いのひとときを(Canned Laughter and Coffee with Renee Bernard)」のパーソナリティーも務める。カリフォルニア北部のシエラ・ネバダ山岳地域に暮らす
中村藤美[ナカムラフジミ]
熊本県生まれ。北九州大学外国語学部米英学科卒業。上京後、英文秘書などを務めたのち、翻訳業に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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