内容説明
「まよいもん」とは「迷い者」。あの世とこの世のあいだをさまようものたちのこと―。すこしイカレたママは美人「霊能者」で、目下売り出し中。中学2年、しっかりものの娘マナは、駄目な母親をフォローしながら、「まよいもん」が引き起こす不思議な事件と対峙して、少しずつ成長していく。明るいゴーストたちが飛びかう愛の別世界へようこそ。
著者等紹介
松井雪子[マツイユキコ]
1967年東京都生まれ。作家・漫画家。共立女子大学卒業。「イエロー」「日曜農園」「恋蜘蛛」「アウラアウラ」がそれぞれ芥川賞候補になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェブラリー
2
今ひとつ読み応えがなかったな・・・。2011/02/20
shokopan
1
娘が出来た子で、周りの大人達の言動にじりじりさせられた。展開は程良くスピーディーなのだが、あまり爽快感がないのは、大人達の妙な煮え切らなさと言うか…動きのなさ…成長のなさ?ゆえか。一応、最終的に色々納まるべきところへ納まったように思われるが、何だかモヤモヤ感が残る。2011/03/28
田んぼの中のアリス
0
インチキ霊能者になってしまったママが、心霊番組を見てチェックするところが面白かった。アサダケンジを霊能者らしくやっつけてほしかったなあ。2012/12/21
ゆらる
0
最初は勢いよく読めたが、後半はちょっと・・・。 主人公の母親への思い(愛情)がすごくいいと思う。 母親も結構好きです。
Chiii
0
うーん…最初から最後まで登場人物たちにも話自体にもうまく入り込めなくてもやもやしたまま読み終えてしまった。表紙が好みで思わず買ってしまっただけに残念。2011/02/23
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