幻冬舎文庫<br> 無言の旅人

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無言の旅人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 387p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344415515
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

交通事故で意識不明になった三島耕一の自宅から尊厳死の要望書が見つかった。延命処置を一切拒否するという内容に、耕一との結婚を控える大木公子や家族は激しく動揺する。触れれば温かい身体を失ってまで、望む死を叶えるべきなのか?苦渋の選択を迫られた公子たちが決断を下した時、耕一の身に異変が―。胸をつく慟哭の医療ミステリ。

著者等紹介

仙川環[センカワタマキ]
1968年、東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社で医療、介護、科学技術等の取材をしながら小説を書き、2002年に『感染』で第一回小学館文庫小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

102
尊厳死がテーマ。これは一人では決められないなっていうのがよくわかるイイ作品です(ただしミステリーとしては怪しい人がやっぱり・・・)。2017/03/09

はつばあば

77
古希も近くなってくるとこういう本も必要だろうが・・現実的過ぎて胸が痛い。お迎えなんていつ来るかわからない。お迎えならピンピンコロリで逝けた~と喜ぶが、悪魔か地獄の閻魔様が( ̄ー ̄)ニヤリと笑って、とんでもないことをされてしまったら・・嫌だ厭だ。マカロニもスパゲティも食するならいいが我が身を襲うなんて。尊厳死の要望書、書いておくべきか・・いやいや、我が娘なら迷うことなく親の延命治療など望まぬだろう。それが本当の親孝行だと言い聞かせてある。しかし・・爺様の場合なら・・私は延命治療を望む。一人じゃつまらないもの2017/01/10

ねこまんま

37
他人を思いやることは大切だけれど、生死に係ることは本人の意思が最も尊重されるべきだと思っているので尊厳死には賛成。自分もそうだし、家族が望んだ場合も尊重するし、それが当然だと思っていたので、受け入れられない家族のエゴに不快に感じた。自分がそうだからといって他人が同じ気持ちだとは思わないけど、苦しんでいる人に、いつまでもずっと苦しめって言ってるみたいで私には理解できない。それぞれの立場の人がそれぞれの感情をぶつけていて、作品としてはとても考えさせられた良作だと思います。2017/01/31

オカメルナ

33
交通事故で遷延性意識障害となった耕一の部屋から『尊厳死』を望む要望書が見つかった。書かれたのは3年前。彼の家族と婚約者の公子は誰も要望書のことを知らされていなかっただけに激しく動揺し、家族間でも対立が生じる。私だったら、ただ機械に生かされているだけならば、家族の精神的・肉体的・経済的な負担を考えると尊厳死を望むと思う。何より私自身のために。でも家族だったらどうだろうか?「ただ生きてだけいてくれればそれでいい」という母親の気持ちは痛いほどわかる。とても考えさせられた。今のところ仙川作品の中では一番だと思う。2013/09/21

yamatenodolphine

31
ミステリー要素があったことに軽く驚くくらい、普通に尊厳死の問題を扱ったストーリーとして読み進めていました。頭では理解できても、気持ちが付いていけないというテーマの最たるものが尊厳死だと改めて感じました。私も自分の意思で行動が全くコントロール出来ないくらいなら自分の人生の終わりは自分で決めたいと思わないこともないけど、残される方であればやはり生きていてくれるだけでいいと思うに違いないので。永遠に答えが出ないテーマなんだろうなと思います。 2018/10/27

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