内容説明
三十すぎても「坊っちゃん」扱いされる浅見光彦は、うるさい母から逃れるために愛媛・松山へ漱石、子規らを辿る取材に出た。そこで出会った美女「マドンナ」から痴漢に間違われ、警察官に目をつけられる。後日、その女性が絞殺体で発見された。光彦への疑惑が強まる中、句会の主宰者が毒死する。四国路の連続殺人事件を旅情豊かに描く傑作ミステリ。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年東京都生まれ。コピーライター、テレビCM制作会社経営を経て、80年、『死者の木霊』で作家デビュー。名探偵・浅見光彦シリーズは、ドラマ化・映画化もされ、多くの読者を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目けんこと
35
旅情サスペンスは、自分も旅をしている感じがあり、幸せな気分になる。そう言えば、積読本の中に、もう一冊浅見光彦があったなァ。多分、城崎・豊岡だったなァ。よし、次回の旅は兵庫県に決定!!2020/01/22
葵
23
今年最後の読書は移動中にサラッと読了できる浅見光彦。今作は漱石の「坊ちゃん」へのオマージュというか本歌取りのようなお話。坊ちゃん風にするためか、珍しく光彦の一人称で語られているのだが…これはダメだ!(笑)いつも以上に光彦が皮肉っぽいし、内田先生ご自身の考えを語らせたと思われる世相や社会への文句ばかり心の中で言う光彦さん!昔の話だけど、当時にしたって33歳でそれはないんじゃ…老害って言われちゃいそうなおじいちゃん口調の光彦でゲンナリしました…。お口直しに、録画してあるフジの中村版浅見光彦ドラマを観よう…2023/12/31
Kiyoshi Utsugi
9
タイトルから想像されるとおり、夏目漱石の「坊っちゃん」ゆかりの松山周辺を舞台とする浅見光彦シリーズの一つです。 漱石、子規、山頭火を辿る取材のために松山に向かった浅見光彦を待ち受けていたのは、途中で出会ったマドンナこと稲本敦子が何者かによって殺されるという事件と、俳句結社青山社を主催する水沼哲男が内子座で殺されるという事件です。 どちらも最初は被疑者として浅見光彦があげられてしまいますが、何とか身の証しをたて、犯人を突き止めるというものです。2019/07/03
しんた
8
漱石作品は読んでいないが、先に読んだ。あだ名で楽しい雰囲気だが、内容は麻薬がらみでブラック。一六タルトが食べたくなった。2018/01/07
ごへいもち
7
浅見光彦の一人称というのはちょっと…と思ったけどまぁまぁ2011/01/12
-
- 和書
- 連続殺人犯 文春文庫




