内容説明
因縁の相手、私立H校に勝利し東京大会で優勝したT校バスケ部。ウインターカップに出場した部員たちは全国の壁を知り、ますます結束してバスケに打ち込むようになる。そんな中、陽一たちは練習場所の公園で謎のホームレスと出会って―。高校生活最後の大会を迎え、部活も恋も友情もより一層ヒートアップする大人気青春小説シリーズ、第二弾。
著者等紹介
松崎洋[マツザキヒロシ]
福岡県出身。10月29日生まれ。東京都在住。2007年『走れ!T校バスケット部』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りゅう☆
85
陽一高2のウィンターカップでの決戦から始まる。久々に読んだが、こんなに淡々と描かれてたのね。ウィンターカップや引退試合など臨場感や感動があまり伝わってこない。メンバーたちの唐突に始まった男女交際、薄野さんやタロウとの出会い、メガネの引き抜き、九州への修学旅行、引退、受験、卒業と駆け足で過ぎ去った印象。私自身、学生時代バスケ部に所属し、子どもたちもバスケの道に進み、しばらくバスケ漬けの日々を送ってきたりもしたが、バスケ未経験だとしたら、これ読んでバスケは楽しそうと思ってもバスケを始めたいとは思ってないかな。2018/02/25
BlueBerry
34
相変わらず楽しいですね。内容は浅く広くと言った感じです。2013/12/27
nonたん
25
走ってるねぇ。ウィンターカップは惜しかった(≧へ≦)今回は、受験があって、みんな大変だったけど、河原のおじさんも出てきて、話が広がりました。いろいろ詰め込み過ぎ感があるけど、みんな成長したってことで、良しとしよう。この作品、なんか文章下手なんだけど、話しがいい方に行くから、楽しくなっちゃうのかなぁ…私がバスケ好きだからかなぁ…2010/09/26
ももかさん
24
なるほどそういう繋ぎ方か。一巻の続きのウインターカップからメガネの転向とインターハイ予選と大学受験と、高校生活の後半が描いている。バスケット部を中心とした青春王道ものから奇想天外な出来事まで色々あります。楽しめますね~。2016/09/25
りゅうR
23
あれでおわったかと思ったら、思いっきり試合の後の続きだった。やはりあらすじのような書き方に違和感。ウィンターカップ、孤独なホームレスとの運命の出会い。H校との交流。ああ、いじめや体罰問題ががこんなに解決できたら良いのにと思う。現実はこうはいかないよね。それにしてもH校にコーチは必要だと思う。できすぎくんだけど陽一が好きだな。女の子たちが添え物的なのが、ちょっと気になる。のぞき魔が良い味を出している。みんなが良い子ですごくなるとうそくさいよね。2013/10/27