出版社内容情報
たとえ戦争が起きても、民間人や捕虜など、兵士以外を攻撃してはいけない国際条約がある。働く人をまもる法律、自転車事故を防ぐ法律、災害時のルール、性的少数者の人権をまもる法など、私たちの安全を保障している法律を解説。
目次
法やきまりの成り立ち
戦争では、戦わないすべての人をまもる義務がある
戦争では使ってはいけない武器がある
核兵器をなくす意志を示した国際条約
威力の強いエアガンを持つと罰せられる
法律で決まっていないことを罪にはできない
働く人をまもる法律がある
自転車は「軽車両」、自動車と同じルールで走る
ドローンは飛ばし方、飛ばす場所が決まっている
災害時、避難の仕方にルールあり
性的少数者の人権は法律でまもられている
ネットでもリアルでも、人を傷つける言動は違法
憲法9条は戦争することと、軍隊を持つことを禁止している
著者等紹介
笹本潤[ササモトジュン]
東京大学法学部卒、弁護士。日本国際法律家協会(JALISA)、アジア太平洋法律家連盟(COLAP)事務局長。国際平和や移民・難民、女性の権利にかかわる各種訴訟にとりくむ
藤田千枝[フジタチエ]
大学理学部卒。児童向けの科学の本、環境の本を翻訳、著述。科学読物研究会会員、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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