内容説明
7年半もぶっ通しで、自転車で世界を旅した著者。訪れた87カ国で「ここがいちばん!」と感じたのは?遺跡、峡谷、滝など景観のナンバー1から「美人の多い国」「メシがうまい国・まずい国」「こわい場所」など独断で選んだ“マイ世界一”の数々。単行本を大幅に訂正・加筆、抱腹絶倒の失敗談や出会いのエピソードを盛り込んだ痛快旅エッセイ。
目次
第1章 世界一スリリングな場所
第2章 世界一すごいモノ
第3章 世界一の景観
第4章 世界一の食べもの
第5章 世界一驚かせてくれる人たち
第6章 世界一すごいところ
著者等紹介
石田ゆうすけ[イシダユウスケ]
1969年和歌山県白浜町生まれ。旅行エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
83
自転車ひとり旅の第二弾。といってももう一度旅に出た訳ではなく、彼の7年間、95000キロの旅で出会った様々な「世界一」を綴ったもの。美しいもの、美味しいもの、驚いたもの、怖いもの。言えるのは、これまで話に聞いたことと実際に見ることはやっぱり違うということ。誰にでも色んな「これまでで一番」っていうのはあるよね。自分なら何を選ぶだろうか?そんなことを考えながら読みました。そして最後の文庫本後書きにある「世界で一番重い言葉」。やっぱりそうだよね。そのたった一言にジンとくる。★★★+2015/11/17
きむこ
65
『行かずに死ねるか』第2弾というか前回描ききれなかった想いや場所が紹介されている。石田さんの文章は彼のポジディブでおおらかな性格そのまんまでやっぱりとても読みやすい。感動した場所、美しいモノ、驚いたこと、まずかったモノ他、一番ばかりをピックアップしてくれているから期待通り面白かった♡トイレの話はキョーレツ!指と水で洗い流すとか私には絶対に無理(∪´>‿<`)国が変われば生活様式も変わり、様々な生活がある。世界は広いなぁ(ღ′◡‵)★42018/02/18
greenish 🌿
46
7年半・9万5000㎞の自転車 世界一周。スリリングな場所・美しい景観・うまいモノ・驚きの人びと・・・。石田ゆうすけさんの独断偏見の”マイ世界一”の数々。痛快旅エッセイの第2弾 ---タイトルが《トイレ》だからと言って、侮るなかれ!! 石田さんの高くて深い視座と視度。独特の視点と豊かな視野をもって語られる”マイ世界一”。一章ごとに目を閉じながら、その情景を想い描きたくなること請け合い! ユーモアあって熱くって、だけど涙もろくて感激屋の石田さんの文章に、クスっとしたり、ウルっとしたり・・・。愉しかったー。2013/11/01
HIRO1970
40
⭐️⭐️⭐️石田さん7年4ヶ月の自転車旅の第二弾。前著は旅の延長線上で強引に一冊にまとめた荒削りな熱さみたいな感じの本でしたが、本作はテーマ毎に回想録を落ち着いて書いてみた感じで新たな話もあり楽しめました。感情の動きや心の変化を実に巧みに文章に変える能力がある方で読んでいてかなり惹き込まれます。第三弾があるようなので早速探して読んでみようと思います。2014/07/26
kanki
24
中国のトイレ、ガーナのソースご飯など、嫌なものもあるけど、素敵な景色も世界には沢山ある♪2022/12/12