内容説明
希望なき現代社会。須藤元気はなぜ軽やかに生きていけるのか。ストレスを抱え込むことなく暮らしを楽しむ秘訣はどこにあるのか。「難しいと考えた瞬間、それは本当に難しくなる」「悩みは悩みに対する悩みでしかない」。言い知れぬ不安に襲われた時、読めば心が楽になる―。哲学と笑いを融合させながら幸福を生み出すヒントを綴る名エッセイ。
目次
第1章 春(ピンチはチャンス;ゴシップを捨てる ほか)
第2章 夏(原点回帰;波との対話 ほか)
第3章 秋(世界を止める;一歩、前へ ほか)
第4章 冬(TOO SHY,SHY BOY;短所は大きな長所に変化する ほか)
著者等紹介
須藤元気[スドウゲンキ]
1978年生まれ。格闘家として活躍中の2006年、突如リング上で引退を表明。現在は作家としても活動中で、06年に発表した『風の谷のあの人と結婚する方法』は十九万部突破の大ベストセラーに。08年、母校・拓殖大レスリング部監督に就任し、09年には学生主要大会三冠を達成する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
65
★★ 元格闘家にして、作家。音楽の分野でも活動する著者の、スピリチュアルなエッセイ集。「スピリチュアル」とは言え、オーラだ見えるとか、死者との対話とかのアヤシイ方面ではなく、基本的に、自分が前向きに、良い方向にどんどん変わっていけば、回りもそれにシンクロして、物事が上手く回るようになっていくという考えで、大いに共感できる。その思考方法、実践方法を、著者のユーモア溢れる語り口調で説明してくれているので、出来ることから実践したくなる。まずは「ゴシップを捨てる」何気に難しいけれども、実践してみたいと思う。2014/01/02
ふう
44
わかりやすい言葉で軽めに表現していますが、内容は「なるほど」と共感できるものが多く、凝った頭や肩をほぐしてくれるような温かみのある本です。『幸せだから笑っているのではなく、笑っているから幸せ』 同じような考え方に他の本でもけっこう出会いますが、柔らかなタッチで押しつけがましくなく触れてくるので、自然に笑顔になれそうです。それにしても、須藤元気…いい名前ですね。2014/04/30
Carlos
37
須藤元気、今や参議院議員で山本太郎とつるんでたりするけど、総合格闘技で出てきた時、入場スタイルや闘うスタイルはとても面白かった。この本はイマイチ、スピリチュアル系は苦手です。2021/11/06
美登利
36
とても変わった経歴をお持ちの方ですよね。テレビでここ何年かお見かけするので、気になって読んでみました。こんなにスピリチュアルなことに興味がある方だとは知りませんでした。もちろん、元気さん自身の言葉も面白かったり感慨深いものがありますが、やはり類は友を呼ぶのですね、お友達も面白い方々が多いので、くすりと笑えるエッセイでもありました。もっと元気さんの本を読んでみよう。2013/12/11
ユズル
20
最後まで読んで響いたのが、須藤さんの友達のミコガイ君の存在感と後書きだけなんて…(^^;)))2019/02/01
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- 和書
- 西又葵です。