内容説明
21世紀を前にしてイギリスの福音派を代表するジョン・ストットが現代のクリスチャンが直面するアキュートな諸問題に的を絞り、前著『世の光地の塩』『地には平和』に対するまとめとする。本書では特に、日本で今日最大の関心事となりつつある労働と失業の現実にクリスチャンが和解の姿勢をもって臨むこと、また産業社会の利害の緩和策をどう提示するかも示す。
目次
1 労働と失業(労働にたいする態度;自己の完成 ほか)
2 産業における利害関係(相互関係の聖書的原則;差別を撤廃せよ ほか)
3 多民族社会の夢(奴隷制とアメリカの人種問題;ドイツの反ユダヤ主義と南アフリカの人種隔離政策 ほか)
4 貧困・富・質素(貧困をなくす三つのアプローチ;貧しい人びととはだれであるか―貧困の逆説 ほか)
5 キリスト教的リーダーシップへの召し(幻(ヴィジョン)
勤勉 ほか)
著者等紹介
油井義昭[ユイヨシアキ]
1942年、東京に生まれ、1965年、早稲田大学を卒業、1968年、聖書神学院を卒業、1972年アズベリー神学校修士課程、1973年プリンストン神学校修士課程修了。現在、日本福音キリスト教会連合長津田キリスト教会牧師
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