ラベンダーブックス
侯爵夫人の密やかな小説

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344414471
  • NDC分類 933
  • Cコード C0193

内容説明

19世紀ロンドン。公爵家の養女となったロッティにとって、今日は社交界デビューの日。だが舞踏会が始まる直前、隣の家に悪名高い“人殺し侯爵”が住んでいることを耳にする。“人殺し公爵”とは、妻と浮気した親友を射殺した男、ヘイデン・セントクレア。妻はのちに不審な死を遂げ、以来彼女の亡霊が侯爵に取り憑いているという。作家志望で好奇心旺盛なロッティは、彼をひと目見ようと隣家に忍び込む。しかし、ヘイデンに見つかってしまい、娼婦とまちがえられたあげく、あろうことかキスを受けてしまう。しかもその瞬間を舞踏会に集まった人々に目撃され、スキャンダルに。後見人のスターリングがヘイデンに決闘を申し込もうとしたため、ロッティは自分と結婚するようヘイデンを説得する。はからずも侯爵夫人となり、ヘイデンの屋敷で生活することに。そこで彼女を待っていたのは…。

著者等紹介

マデイラス,テレサ[マデイラス,テレサ][Medeiros,Teresa]
1962年生まれ。軍人の家庭で育ち、看護師として働いたあと、21歳で初めて小説を執筆。これまで19作品を発表し、17以上の言語で出版されている。ニューヨーク・タイムズやUSAトゥディなどベストセラーリストの常連で、RITA賞候補には7回ノミネート。Affaire de Coeur誌の「もっとも好きなロマンス作家10人」に選ばれたほか、PRISM賞、Waldenbooks賞などの受賞歴がある。現在ケンタッキー州で夫と暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

30
人殺しと妻の謎の死の噂でスキャンダルを巻き起こし、領地にこもっている侯爵ヘイデン。彼が隣の屋敷に偶然滞在していると知った、作家志望のロッティは好奇心で忍び込みヘイデンに捕まったところを目撃されてしまう。その先は、結婚→前妻との問題児の娘→館に起こる不気味な現象等々こういうの読んだことある…けど面白かった!娘アレグラを上回る奇行で皆を黙らせ、錠前破りもする筋金入りのじゃじゃ馬娘ロッティ。過去に囚われ、娘とも拗らせているヘイデン。周りを幸せにするロッティのパワーも、ヘイデンの繊細さと隠れた愛情深さも良かった!2019/09/21

すっちゃん

4
⭐️⭐️⭐️ 漫画本を先に読了。でも、まあ面白かった。ヒロインが、子供の気持ちを溶かしていくのは、微笑ましい。猫が癒。2017/05/19

こんにちは!

3
奥さんの本借用パート2。じゃじゃ馬娘がよくここまで成長したものだと感心。悲しい過去を持った夫と義娘。昔を思い出して辛くなることはありますね。よくわからない部分もありましたがハッピーエンドはやっぱり気持ちいいです。2017/11/05

Mrs.涼子

3
面白かった。活発な可愛らしいヒロインでキャンディス・キャンプ風かなぁ。人形がとても効果的!イラストの表紙も◯2010/03/31

kokorika

2
過去の悲惨な出来事に囚われているヒーローと娘を、太陽のような明るい元気さで包み込むヒロイン、面白かったです。前作の皆さんの心配ぶりも楽しめました。2012/03/22

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