内容説明
美貌、知性、家柄、色じかけ…。女としてのあらゆる武器を使い、ただひとりの男をめぐって争った江戸城大奥は、八百屋、魚屋、農家の娘とさまざまな出自の側室を抱えていた。恐妻家将軍秀忠に愛されたお静の方、家光に還俗させられた尼僧お万の方、教養と知性で綱吉を虜にした右衛門佐、三人の女性をとおして大奥の真実を描いた異色時代小説。
著者等紹介
鈴木由紀子[スズキユキコ]
山形県生まれ。評伝『闇はわれを阻まず 山本覚馬伝』で第四回小学校ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。小説をはじめ幅広い執筆活動のほか、放送や講演活動でも歴史ファン層のすそ野を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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