ラベンダーブックス 星空がくれた恋人

ジョイ，ダラ【著】〈Ｊｏｙ，Ｄａｒａ〉/中尾 眞樹【訳】

幻冬舎（2009/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 527p／高さ 16cm
• 商品コード 9784344413085
• NDC分類 933
• Cコード C0193

内容説明

ディーナは、会社を突然クビになり、災難続きの一日を過ごしていた。偶然、立ち寄った古道具屋で、不思議な石のついたネックレスを購入。自宅に戻ると、リビングには見知らぬハンサムな男がいた。驚くディーナに、彼はロアジンと名乗り、アビアラ星からきたという。初めは全く信じなかったディーナも、ロアジンの不思議な力をみて、宇宙人だと認めざるを得ないことに。ロアジンは、ディーナが持っていた石のネックレスをみて、彼女を運命の女と確信する。それはシマリーと呼ばれる、時空の流れを司る石だった。ロアジンはディーナを勝手に自分の惑星系へと連れ去ってしまう。その独断ぶりに腹を立てるディーナだったが、彼女を待っていたのは、地球では味わえないような情熱の熱い夜と、魅力的な仲間たちだった…。宇宙を舞台にしたロマンスの代表的ベストセラー、ついに登場。

著者等紹介

ジョイ，ダラ［ジョイ，ダラ］［Ｊｏｙ，Ｄａｒａ］
ニューヨークタイムズやＵＳＡトゥディのベストセラーリストに名を連ねる人気作家。１９９５年、宇宙を舞台にした新たなジャンルに挑戦した『星空がくれた恋人』は、「Ｓａｐｐｈｉｒｅ　Ａｗａｒｄ」など数々の賞に輝き、なかでもタイムトラベルや未来系ファンタジー・ロマンスに与えられる「ＰＲＩＳＭ　Ａｗａｒｄ」の記念すべき最初の受賞作品となった。現在、マサチューセッツで暮らしている

中尾眞樹［ナカオマキ］
東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アネム]

★★★☆☆ あちらの世界に行ってからは良かった。でも最後の闘いがアッサリで拍子抜け。続きが出ないのも不満なので星３つ。

2017/07/04

[romance_holic]

はじめて読むSFロマンス。かなり乱暴にまとめるなら、スターウォーズのような異世界の人物がヒロインの世界に飛び込んできて、さらわれて、というようなかんじでしょうか。 ところどころ展開が？という箇所もありましたが、いろんな要素がつめこまれたびっくり箱みたいなお話で、荒唐無稽さを楽しめる方なら、かなり楽しめる作品だと思います。万人向けではないものの、結構ディープさが受けそう。私自身も好きな雰囲気ですが、ヒーローの「自分のやることは間違いない」みたいなオーラがどうにも苦手で、微妙にその辺がマイナスでした。

2009/06/09

[akiyuki_1717]

出だしから説明からというか、仙人のようなヒーローの師匠がキーポイントなんだけど、そこまで何でもわかるのなら、ヒーローにもっと詳しく説明してあげたらいいのにと何度も思いました。あちらの星に行ってからは面白くなってきたけれど、SFとか宇宙人という面からいうと、残念としか言いようがない。何でも魔法で片づけてしまって、面白みがないし、移動手段が徒歩だけって？？？ベストセラーってあったから期待しすぎて、膝カックン状態で終わりました。

2019/10/13

[める]

SFというより、ファンタジーといったほうがしっくりきます。魔法やらモンスターやらで、あまり宇宙的なものが感じられなかった。でも実際、異次元と宇宙間惑星との違いもよく理解できないので、あんまり気にせず読めました。こんな世界が宇宙のどこかにあると想像するのも楽しいですね。我が道を行くけどヒロインへの愛は揺るがないヒーローと、訳の分からぬまま危険な地を連れ回され、強引な彼に翻弄されるヒロイン。正直ヒーローのやり方は納得いかないですが、所々のお笑いポイントやヒロインの適応力のお陰で和らいだかな？と思います。

2012/04/27

[くろうさぎ]

なんとも、かわいらしく思えて、ツボにはまっちゃいました。傲慢すぎても許して～～だって、地球人じゃないんだもん。

2009/06/19