幻冬舎文庫
フレンチの達人たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 358p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344412002
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C0195

内容説明

バブル崩壊以降、リーズナブルで健康志向のレストランに人気が集まり、低迷の一途を辿るフレンチ。再び脚光を浴びる時代はやってくるのか?「クイーン・アリス」の石鍋裕、「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三、「ロオジエ」のジャック・ボリー、「コート・ドール」の斉須政雄…フランス食文化研究の第一人者が綴る、16人のシェフの苦闘の軌跡。

目次

石鍋裕(クイーン・アリス)―フレンチという枠組を超越する
三國清三(オテル・ドゥ・ミクニ)―未来志向のキュイジーヌ・ナチュレル
村上信夫(帝国ホテル料理顧問)―洋食からフランス料理の巨人へ
根岸規雄(ホテルオークラ総料理長)―リアル・フレンチの徹底追求
中村勝宏(ホテルメトロポリタンエドモント総料理長)―土地に根ざした料理の原点を求めて
ジャック・ボリー(ロオジエエグゼクティブ・シェフ)―揺るぎないフレンチの基礎
井上旭(シェ・イノ)―ソースの名人の足跡を追う
ジョエル・ロブション(ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション)―フランス料理の皇帝は前進する
上柿元勝(ハウステンボスホテルズ総料理長)―素材に対する深い愛情が勝負
斉須政雄(コート・ドール)―本質が湧き出した頂点で味を補う
北島素幸(北島亭)―正統派フランス料理は四谷にあり
高橋徳男(パ・マル)―フレンチに再挑戦するスープの達人
鎌田昭男(東京ドームホテル総料理長)―進化のフレンチの伝道者
熊谷喜八(キハチ)―フレンチの精神を無国籍料理へ
勝又登(オーミラドー)―日本に本格的オーベルジュを作る
平松宏之(レストランひらまつ)―フレンチの風雲児のパリ進出

著者等紹介

宇田川悟[ウダガワサトル]
1947年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。フランスの社会、文化、食文化に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なおり

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「クイーン・アリス」の石鍋氏、帝国ホテルで総料理長をしていた村上氏など、日本のフレンチを支えてきた16人のシェフの軌跡。2014/01/07

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ただ「有名人」としてしか知らなかったフレンチのシェフ達の、立ち位置が良く分かる本。グローバル化で世界の色んなモノがボーダーレス化している中で料理も例外ではなく、何料理か分からないいわば「ユニバーサル料理」のような料理が増えているが、行き過ぎるとその料理としてのアイデンティティを失ってしまう、伝統は残すべきだという一節には納得。でも変化しない事は衰退でもあるし、バランスが難しいなーと思う。2012/03/07

Kuliyama

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10号前の状況が書かれており、今は皆さんどうされているか気になりました。2018/04/23

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