幻冬舎文庫
内側から見た自衛隊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 187p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344411814
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0195

内容説明

演習場が狭いため、わざわざ飛ばない弾を開発。いざというとき料金所を通れず戦車は高速道路を走れない。笑い話のようだがこれが現実だった!不完全な法整備の中、過剰な責任と不十分な権限のアンバランスを抱えながら、危険地帯へ派遣されていく隊員たち。阪神・淡路大震災の最高指揮官として災害救助を指揮した著者が明かす、自衛隊の真実。

目次

第1章 いつまでも「軍隊のようなもの」でいいのか―自衛隊の不安(大きすぎる責任と不十分な権限;上官は「撃て」と命令できない ほか)
第2章 驚きの自衛隊、これが真実―自衛隊の憂鬱(防衛省は襲撃には無防備;防衛省が襲われたら「110番」? ほか)
第3章 これで国際テロや北朝鮮と対峙せよといわれても―自衛隊のため息(持っていく武器を公表する軍隊は世界のどこにもない;「死んだら1億円」、名誉はどうなる ほか)
第4章 日本人がこんな意識では、自衛隊は動けない―自衛隊の怒り(日本の国防意識は驚くほど低調;有事法制は「戒厳令」ではない ほか)
第5章 隊員を取り巻くこんな事情―自衛隊の泣き笑い(自衛官を狙い撃ちするヤミ金融;裁判をしないと十分な補償がもらえない ほか)

著者等紹介

松島悠佐[マツシマユウスケ]
1939年福岡県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。ドイツ連邦共和国に防衛駐在官として赴任したのち、陸上幕僚監部防衛部長、第八師団長、中部方面総監などを歴任。阪神・淡路大震災では自衛隊の最高指揮官として災害救助活動を指揮した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うどん

2
平和ボケしている自分には人ごとにしか考えられなかった 立場によってものの見方は大きく変わるんだなーと思った2020/09/18

かおりんご

2
元自衛官が書いた本。今までただ漠然と自衛隊が軍隊になったらいやだぁと思っていたけれど、ちゃんと国防について考えなきゃいけないなと思うようになりました。自衛官に敬意を表さなきゃです。2010/08/02

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