内容説明
細胞から酸素が不足すると、病氣にかかりやすくなる。現代人はストレスで毛細血管を縮ませ、姿勢の悪さで血流を阻害している。このひずみを取り除き、身体のすみずみまで酸素を行き渡らせ、生命力を充満させる技術が「氣の呼吸法」である。心身統一合氣道会を創設し、「氣の原理」を提唱する第一人者が、美容と長寿に欠かせない呼吸術を伝授する。
目次
第1章 人間は天地自然に生かされている
第2章 正しい姿勢は健康の万能薬
第3章 天地自然と一体になる心身統一
第4章 氣の呼吸法は不老長寿の妙薬
第5章 自然な生活で健康を保つ
第6章 氣圧法で自然治癒力を高める
著者等紹介
藤平光一[トウヘイコウイチ]
1920年東京下谷生まれ。慶應義塾大学卒業。病弱のため、強い心と身体を求め、「禅」や「みそぎの呼吸法」を修行。十九歳の時から合氣道を学び、最高段位十段を得る。世界中で心身統一合氣道を普及。現在は第一線を退き、息子・藤平信一が継承者として普及活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
17
呼吸法の効能。臍下丹田に意識を置く。ネックは、毎日、時間を取って、行うのがなかなか・・・、。2014/06/03
あまね
13
正しい姿勢と臍下の一点への意識、そして気の呼吸法。ともかく、実践の大切さを感じました。2018/03/27
RED FOX
9
「出ずる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の寸分のうちにおさまる」私達の身体はそもそも天地自然と原料が一緒なので一体であるよ、たまたま私達の身体の形でいっときいるだけであるよ。だから、自然に沿った気持ちいい呼吸をしましょうよ、とのこと。確かに年をとると、深呼吸は最高に美味しい。健康にも美容にもよくて、怒りや悲しみにも強くなれるらしい。解説が元西武とかの監督の広岡達郎さんで、面白かった。2016/05/12
tkokon
8
【早速やってみる】○自然に吐く。うまく吐こうと考えない、力が入るから。○吐くに任せて吐ききる。○吸った息が足先から脚、腰、胸と満たされるイメージで吸う。○吸うに任せて吸う。とにかく、力を入れずに、一日15分からやってみるとよい、と。●15分は無理としても、呼吸だけに集中する「無意識の時間」を、意識的に作っていく必要がありそうだな。2014/05/28
大奥のじぃ
7
藤平光一先生の著書、さっぱりわからぬ。腑に落ちる部分もありだが、結局解からぬ。判ろうとしてはいけないのかな?神道に古くから伝わるみそぎの呼吸法から伝わる、体の隅々まで酸素を行きわたらせる事ができる呼吸法の紹介である。吐くに任せ、吸うに任せよ呼吸法の極意ではなかろうか。「おぎゃ~」っと吐いて生まれてから生きるための最低行為として一生を呼吸に頼る私たちは何度もこの息を吸って生き続ける動作を続けなければほんの数分で命が尽きるのである。よ~く研究して見つめなおしたいがための1冊として見定める。う~ん難しい。2018/11/28
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