内容説明
みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。
著者等紹介
奥田英朗[オクダヒデオ]
1959年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家などを経て、97年『ウランバーナの森』(講談社文庫)でデビュー。2002年『邪魔』(講談社文庫)で大薮春彦賞、04年『空中ブランコ』(文春文庫)で直木賞、07年『家日和』(集英社)で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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