内容説明
水柿君は、N大学工学部助教授のままミステリィ作家になった。なんとなく小説を書き始めたら、すぐに書き上がり、それをミステリィ好きの妻・須摩子さんに見せたが、評価は芳しくなかった。しかし出版社に送ってみたら、なんと本になって、その上、売れた!時間があれば小説を書き続け、幾星霜、いまではすっかり小説家らしくなったが…。
目次
第1話 「まだ続くのか?」「命ある限り(高笑)」的な悪ふざけからいかにしてミステリィに手を染めたのか着メロを鳴らす
第2話 いよいよやってきた人生の転機を脳天気に乗り越えるやいなやラットのごとく駆けだしてだからそれは脱兎でしょうが
第3話 小説家として世界に羽ばたくといって本当に羽ばたいていたら変な人になってしまうこの不思議な業界の提供でお送りします
第4話 サインコサインタンジェントマッドサイエンティストサンタクロースコモエスタアカサカサントワマミー
第5話 たまには短いタイトルにしたいと昨夜から寝ないで考えているうちに面白い夢を見てしまった。ああ、そろそろ秋だなあ。そこで一句。短めにタイトルつけたら秋かもね。
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。ミステリィ作家。某国立大学工学部助教授のかたわら執筆した『すべてがFになる』が第一回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作に始まる“犀川・萌絵シリーズ”全十作が爆発的ヒット、一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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