内容説明
今、食材の危険性など仰天報道にさらされている中国。だが、広大な中国には「愛すべき仰天」も何と多いことか!麗江では安食堂でダウンし、香港では悪役俳優たちと恐い街を歩き、女に働かせてばかりの雲南の男にめまいを覚える…内館牧子と菅洋志が、香港からシルクロードまで縦横無尽に渡り歩き、笑って怒って惚れた中国の仰天エッセイ。
目次
1 「昔」が当たり前に生きている街―麗江・大理・昆明(古都の街角に、子供たちの笑顔があふれる;東巴文化が生きている「食」の桃源郷 ほか)
2 シルクロード‐旅の終わりと再びの始まり―敦煌・吐魯番・烏魯木斉・西安(変革と保守がバランスを保つ遺跡の街―敦煌;翼あるものが住む砂漠のオアシス―吐魯番・烏魯木斉 ほか)
3 自強の男と女強人の中国―香港・広州(「自強」の男たちとの宴―香港;女強人の活力みなぎる「食」の都―広州)
4 魔都と首都の不変と流行―上海・北京(妖しさを失った現代の「魔都」―上海;皇帝が住んだ街の新しさ―北京)
著者等紹介
内館牧子[ウチダテマキコ]
1948年秋田県生まれ。武蔵野美術大学卒業後、1988年に脚本家デビュー。代表作に、テレビドラマ「ひらり」「毛利元就」「白虎隊」など
管洋志[スガヒロシ]
1945年福岡県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、写真家としてデビュー。講談社出版文化賞、土門拳賞、東川賞国内作家賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アンジー
さくら🌸
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