幻冬舎文庫
内館牧子の仰天中国

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  • サイズ 文庫判/ページ数 157p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344410176
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

今、食材の危険性など仰天報道にさらされている中国。だが、広大な中国には「愛すべき仰天」も何と多いことか!麗江では安食堂でダウンし、香港では悪役俳優たちと恐い街を歩き、女に働かせてばかりの雲南の男にめまいを覚える…内館牧子と菅洋志が、香港からシルクロードまで縦横無尽に渡り歩き、笑って怒って惚れた中国の仰天エッセイ。

目次

1 「昔」が当たり前に生きている街―麗江・大理・昆明(古都の街角に、子供たちの笑顔があふれる;東巴文化が生きている「食」の桃源郷 ほか)
2 シルクロード‐旅の終わりと再びの始まり―敦煌・吐魯番・烏魯木斉・西安(変革と保守がバランスを保つ遺跡の街―敦煌;翼あるものが住む砂漠のオアシス―吐魯番・烏魯木斉 ほか)
3 自強の男と女強人の中国―香港・広州(「自強」の男たちとの宴―香港;女強人の活力みなぎる「食」の都―広州)
4 魔都と首都の不変と流行―上海・北京(妖しさを失った現代の「魔都」―上海;皇帝が住んだ街の新しさ―北京)

著者等紹介

内館牧子[ウチダテマキコ]
1948年秋田県生まれ。武蔵野美術大学卒業後、1988年に脚本家デビュー。代表作に、テレビドラマ「ひらり」「毛利元就」「白虎隊」など

管洋志[スガヒロシ]
1945年福岡県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、写真家としてデビュー。講談社出版文化賞、土門拳賞、東川賞国内作家賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アンジー

31
今から22年前に書かれた中国紀行本。内館さんの感じたままの中国が伝わってきて面白いのだけど、薄い本なので内容も薄く物足りない。この20年間の中国の経済発展には目を見張るものがあるが、利益一辺倒の観光に走らず、歴史的な建造物や少数民族の暮らしを破壊せず大切に遺して欲しいなぁと思う。中国は民族によって外国のように文化が違うと聞いているので、中国内で異文化に触れられそうで面白そうだ。覇権争いばかりの現体制には辟易してしまうが、そこに住んでいる人々は素朴でいい人そうだよね。いつか西安の兵馬俑を見に行きたいな!2025/04/06

さくら🌸

6
中国を縦横無尽に渡り歩いた脚本家・内館牧子のエッセイ。古き良き伝統的な生活が息づく田舎の風景や、目覚しい発展を遂げている上海、皇帝が築いた街・北京を巡り、人々と話す中で驚いたことや感じたことがまとめられている。 私は、旅行先で人々の活気や愛国心を感じることが大好きなので、自分の街や文化にプライドを持っている中国もきっと好きになるだろうと思った。この国際社会において、日本人は政治的立場関係なく、もっと自国を誇るべきだ、と、旅行先でいつも思うことを、本作品の読書中も考えさせられていた。2024/09/29

yamatenodolphine

1
http://84225797.at.webry.info/200711/article_8.html

love_child_kyoto

1
一日で読める。著者の旅メモに過ぎず、出版する価値なし。出版社の良心を疑う。2010/01/27

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