内容説明
小久保英明は小学校時代「×ゲーム」と称し、仲間4人で蕪木鞠子をいじめ続けた。段ボール箱にいじめの内容を書いたクジを入れ、それを引いては書かれたことを実行するのだ。ある日、英明は「蕪木に告白する」というクジを引き、やむなく愛を告げる。それから12年、突然、彼らの前に現れた蕪木は、英明への偏執的な愛を抱き壮絶な復讐を始める。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年東京都生まれ。2001年のデビュー作『リアル鬼ごっこ』は、発売直後から口コミで評判となり、七〇万部を超える大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
31
院内の本棚から。初読み作家。小学生の頃にしていたいじめ。あれから時が経ち社会人となった加害者の周りで復讐が始まる。なんか重いテーマのはずが軽く感じるのは文章のせいなんでしょうね。主人公もやたらと考えが浅はかだし、警察もリアル感なし。うーん。手元に読むものがなかったから読んでみたけど、好きな作家さんじゃないな。ごめんなさい。2024/05/05
もちまる
30
こわっ!超絶勘違いメンヘラちゃんって感じ!!それに実は協力してた同級生も怖い…。人を信じられなくなっちゃうじゃん…。ドキドキハラハラ読み終わりました。2019/08/11
さーや
29
プロローグでもう犯人の見当がついてしまったかも?という軽い失望。それが単なる杞憂に過ぎなかった故の失笑。良いですねぇ😆痛くても全てが解決してスッキリ🎵とはいかないイヤ~な終わり方も好みです😊しっかし前後左右に蕪木?それは無理ーっ‼️( ;∀;) 2019/10/06
ヨッシー
24
山田悠介の本は「リアル鬼ごっこ」に続き2作目。内容は単純にいじめの復讐。文章はスラスラと読めます。いじめの復讐は面白いテーマだけど復讐の仕方がリアリティがないと感じました。もうちょっと現実的な復讐の仕方があれば良かった。エピローグとプロローグは読者を驚かす為につけたと思うんですがちょっと端的すぎかなと感じました。2013/09/19
あまつ
23
設定はシンプルで、読みやすい。そら恐ろしさがストレートに伝わってくるのは、このシンプルさゆえかも。色々言われていることがあるからか? ちょっと穿つような目線で読んでしまった。2023/01/18
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