内容説明
多数の熱狂と興奮を喚んだ現代の「奇書」がついに文庫版で登場。希代のミステリー作家・乙一の波瀾万丈、奇々怪怪にして平穏無事な日常が独特の“ゆるゆる”な文体で綴られる。虚実入り交じった小説家の一六四日間をご堪能ください!文庫書き下ろし日記(三日分)付き。
目次
第1部 故郷を離れて愛知編
第2部 ラジオがクリアな東京編
第3部 流れ流れて神奈川編
著者等紹介
乙一[オツイチ]
1978年福岡県生まれ。一七歳の時「夏と花火と私の死体」で第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、デビュー。エンターテインメント小説界の将来を担す書き手として、注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
260
乙一小説はまだ数冊しか読んでいませんのですが、緊張感のある本文とは裏腹な後書きが添えてありまして。そんな脱力系のエッセイなのかなぁなんて思いながら読んだんですよ。『まえがき』にね「この本に時間とお金を割くのはよした方が良い」的な事が書いてあって。遅いよ。もう家だよ。って思ったね。でもそんな事なくて、日記以上、エッセイ未満の話で。その中に時々、乙一さんの着想の種みたいなものも垣間見えて。そちらの購入をお薦めするブルーバックスを買ってもお釣りがあった場合には、読んでみても良いのではないでしょうか( ¨̮ )。2023/05/03
いたろう
77
2002年〜03年に、乙一さんが、ネットに掲載していたらしい日記。というか、どこまでが本当の話なのか、ほら話、与太話の数々に大笑い。16歳で小説デビュー、早熟の才能溢れる小説家というイメージだった乙一さんが、こんなに面白い人だったとは。小生という一人称のおとぼけ振りが可笑しい。当時、24、5歳、自分ごときが、などと卑下、謙遜、自虐を書きながら、当時、既に10冊以上の小説を出しているベストセラー作家だった乙一さん。その後、単著でエッセイは出していないようだが、そろそろまた、エッセイを書いてみてもよいのでは?2020/05/11
hit4papa
72
ネットに公開された著者の日記を本としてまとめたものです。愛知、東京、神奈川と転居を区切とした三部構成となっており、趣味や交友関係、創作秘話(?)などが、日常生活をベースに虚々実々入り混じりながら語られています(虚は妄想の域ではありますが)。なるほど、こういう思考回路のひとが、ある時は黒かったりある時は白かったりと相反する物語を紡ぐのかと思うと、感慨深いものがありますね。大爆笑とまではいきませんが、フフフと頬が緩むことは間違いありません。著者の人となりをうかがい知ることができる、ファンに嬉しい一冊です。2017/01/16
アッシュ姉
66
以前にネットで連載していた日記をまとめた本。読友さんのレビューに惹かれて読んで正解!は~面白かった。ユーモアのセンスが好みだわ。虚実とりまぜた日常がゆるゆると綴られており、くつくつ笑ったり、ほほうと唸ったり、終始にんまり楽しめた。当時から売れっ子だったと思うが、とても庶民的で地味な私生活(嘘かもしれないけど)。映画と演劇をよく観にいき、ゲームに没頭し、漫画喫茶に通い、ファミレスにこもる学生のような暮らしぶり。謙虚で自虐的なところもかわいらしくてたまらん。ファンなら愛が深まること請け合いの一冊。2019/06/05
有
57
嘘やろ!とツッコミながらつい笑ってしまう。色んな面を持つ面白い人。小生自体が乙一ではなく、小生とは乙一の一部に過ぎない。こういうくだらないことを書いたり考えたりすることは重要だと思う。人を楽しませるサービス精神、それに見合うユーモアセンス。引き出しの多さ。持ってる人は持っている。予測のつかないような発想を言葉に変える能力。是非あやかりたい。2011/11/13
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