幻冬舎文庫
犬と歩いて…―盲導犬ユーザーの詩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344408050
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0195

内容説明

「目が見えるようになりたいとは思わない。目が見えなくてもできることってたくさんあるはず…」。光を失ったユーザーたちにいつも寄り添い、新しい世界へ導き、幸福な光景を見せてくれる盲導犬。44人のユーザーたちが、彼らとの幸福な日々と切ない別れ、人と犬の深い絆をエッセイや詩で綴った、勇気と感動のノンフィクション。

目次

いつまでお前と歩けるかわからないから、もう少し歩こう。いいだろ、ベッキー(林克之/ベッキー)
「あんた、なんで犬みたいな顔してるの?」って聞いてしまうんです(笑)(竹野磨智子/ブランシェ)
ノエルと飛んだ阿蘇の空。そして妻と2人、タンデムで歩く(北里昭一/ノエル)
タンデムのハーネスにぎりゆく50代…(北里トミ/ノエル)
ベルナとの出会い、ガーランドとの別れ、そしてペリラとの生活…。3枚の記念写真は私の思い出そのものです(郡司ななえ/ペリラ)
保育園の「アイリーごっこ」ハーネスは紙で…(藤原小夜子/ラング)
マーシの不思議な力。「コーヒーが飲みたい」と思ったら、喫茶店に入っていった(武田英司/ウラル)
「あなたの足はもう動かない」すべての人々の思いを引き受けてリタイア犬を見送る生活(西田章・西田深雪/チャミー・ルイ)
呼吸が合わず落ち込んでいた時、サラは「どうしたの?」と私の顔をのぞき込んでいました(駒場晴美/サラ)
リリーは私をステージの真ん中まで誘い、そばでじっと耳を傾けるように私の歌声を聴いてくれました(赤塚セツ/リリー)〔ほか〕

著者等紹介

石黒謙吾[イシグロケンゴ]
著述家・編集者。『盲導犬クイールの一生』など犬に関するものをはじめ、“分類王”としての『図解でユカイ』や『ダジャレヌーヴォー』他の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

刹那

4
ずっと読みかけでトイレに置いてました。少しずつ読んでたけどやっと読めたー☆盲導犬とユーザーの出逢いも、歩んできた道も、バラバラだけど、みんなかけがえのない繋がりがあるんだな~(*^^*)盲導犬やその他の介助犬がどんどん広がり、社会でも違和感無く受け入れられる存在になればいいな!!2012/04/10

ずんず

2
【寄付をしよう】 突然の病気や怪我で目が見えなくなるのは想像を超えた世界です。果たして耐えられるでしょうか。本書では一緒にいてくれるわんちゃんが心の救いになった、外に出かけられるようになって人生が変わったという内容が多かったです。パピーウォーカーの活動は殆どが寄付と募金で成り立っていると知り、出来ることをやりたいと思いました。2020/10/04

0
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2006/06/post_9b35.html2017/05/08

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