内容説明
四十年以上アナウンサーを続けてきた日本語のプロが、話し方の極意を明かす。大切なのは、「息づかい」と「語尾」の収め方。「お元気ですか?」という挨拶を「お元気そうですね」に変えてみると、相手の表情が急にイキイキ明るくなる。身近なエピソードを交えながら、日本語の奥深さを教えてくれる、小さな気づきがたくさん詰まった名エッセイ。
目次
言葉力―言葉を支える背景(魅力ある話し方は息にあり;言葉を乗せる「声」 ほか)
仕事力―仕事を生かすもダメにするも自分次第(どんな仕事も宝に;一番好きなことを仕事にできなくとも ほか)
読心力―人生を読む 人間を読む(「読む」は人生の宝;千年が知らせてくれる今 ほか)
聴心力―すべてのものがメッセージを発信している(天才も凡才も;過ぎて虚しく、足りなくてもどかしい ほか)
人間力―宝物はそれぞれの生き方の中に(努力できることが有り難い;我慢好きの我が意を得たり ほか)
著者等紹介
加賀美幸子[カガミサチコ]
1963年にアナウンサーとしてNHKに入局し、ニュースから古典まで様々な番組を担当。2000年に定年退職した後も「NHKアーカイブス」「ラジオ深夜便」等のキャスター、千葉市女性センター名誉館長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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