内容説明
歴史小説家の助手をしている神尾一馬は、亡き父の旧友で、横浜を中心に事業をすすめる陳から、終戦直後に興した洋品店“夢屋本舗”の話を聞く。その事業に携わった人々の数奇な人生に感銘を受ける一馬だが、華僑の間で連続殺人事件の犯人と噂されている“四神獣の青龍”との驚くべき接点に気づく。名探偵の推理が冴える傑作旅情ミステリー。
著者等紹介
高梨耕一郎[タカナシコウイチロウ]
1946年東京都生まれ。69年、日本大学商学部を卒業。技術系の企業を運営しつつ執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。