内容説明
「夢という爆弾」を爆発させて死ぬ人と、爆発させることなく「夢の不発弾」を抱えたまま死ぬ人。人生を終える時、人はそれぞれ何を思うのだろうか。本当に充実した人生とは、いったいどんなものなのか。誰もが抱く永遠のテーマに挑んだ著者初の渾身のノンフィクション。何とか人生を変えたい、と思い悩む全ての人に―。
目次
第1章 飛ぶべきか 飛ばざるべきか―揺れる人 揺れない人
第2章 飛んだ人
第3章 飛ばなかった人
第4章 飛ばなきゃよかった
第5章 飛べばよかった
第6章 死 そしてタイムリミット―人生は何歳までやり直しがきくか
著者等紹介
内館牧子[ウチダテマキコ]
1948年秋田県生まれ。武蔵野美術大学卒業。「想い出にかわるまで」「私の青空」など、ドラマ脚本を多数手掛ける。93年第一回橋田寿賀子賞、95年作詞大賞を受賞。女性初の横綱審議委員を務める
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっちゃん
31
夢を叶えるために、うまくいった人達(飛んだ人)だけでなく、飛ばなかった人、飛ばなきゃよかった人、飛べばよかった人のことも書かれている。飛んだ人の不可欠の条件は、1才能、2性格、3運命、4家族、周囲の賛成で、性格はさらにどのような性格が分析されていたが、才能がなければ始まらないが、この性格が飛べなかった人たちと比較しても大きいような気がした。【図書館本】2020/07/18
しろ
16
☆8 すごくいい本!OLから脚本家に「転職」した著者が、他の仕事へ「飛んだ」人、「飛ばなかった」人について取材している。現実の自分と夢の自分とを比べて「揺れる」。それはもうみんな「揺れて」いる。私のような若輩者でもその悩みようがわかる。いや、たぶん実際はわかっていないのだけど。だってきつ過ぎてまじめに想像することを拒否しているんだもの。後悔をしていない人はいない。だったら「やらないより、やって後悔したい」というのはよく聞くし、私も思っていた。しかしこの世はそう単純ではない。その向こうにある現実は甘くない→2010/12/12
ペペロニ
12
転職など本当に望む夢に挑戦することをここでは「飛ぶ」と表現しており、夢を叶えた人が飛ぶまでに悩んで揺れまくった人生を語る。また、あえて飛ばなかった人や飛ばなきゃよかった、飛べばよかったと後悔する人の話も沢山ある。転職ややりたいことだけをやることが最高、というだけの本ではない。揺れてこそ人生だと思う。結局本文中に出てきた「死ぬ間際に『いい人生だったな』って思って死ねるか死ねないか」という言葉に尽きる。分厚く読み応えがあるが、それだけ色々考えさせられた。あとタイトルがすごく良い。2020/03/25
さささいちゃん
10
自分の夢って何だったっけ。本当にやりたいことがわかっていても、それが難しいことであったりリスクを伴うものだったりすると、おじけづいてあきらめてしまう。自分は「それをやらずにすむ理由」を探してばかりだったかも。『逆転のワンパンチ』果たしてあるのだろうか・・・ タイトルが切ない。返却日ギリギリで読了。2023/11/15
laili
9
「朝、出かける時に、これからの一日で一つでも楽しいことが考えられなかったら、その仕事はやめた方が良い」という一文でどきっ。ちょうど飛ぶか飛ばないか、ここ1年くらい模索していたので読んでみたけれど全体的にはちょっと長く、インタビュー相手と統計の全体数は少なく偏りがあった印象。ボクシングは全く興味ないのでボクシングエピソード多いな。。と思いながら。何をしてもリスクはあるし、やりたいことやろう!と思ってやることが悲惨な結果につながることもある(けどあまり表に出ない)というのは新たな気づき。人生は難しい。2021/11/21




