幻冬舎文庫
女優

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344405752
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりこんぐ

36
ちょっとした見栄をはることも、他人に良く思われたく振舞うこともある...けども。佳乃はそれに全精力を注いでいる。疲れずにこのモチベーションを保ち続けるのは、ある意味尊敬です(笑) ドロい女たちのストーリー、なかなか面白かった♪ 後半は一気にサスペンスちっくで戸惑ったけど。いちばん幸せそうなのは高橋さんなのかも?2016/11/27

詩界 -うたか-

8
平川佳乃は人気化粧品メーカーの広報部だった。着飾ってお土産を渡し優秀である自分を見せる。それなのに異動により地味な部署へと飛ばされてしまった。どうして?同級生は幸せそうな専業主婦、お金持ちの勤め人。なのに、突然歯車が狂った。高給取りの彼氏や家からの金の無心を心荒れながら美しい自分を保つための努力は怠らなかった◆女性たちのドロドロとした物語。最後でミステリーの方へ方向転換したのでいまいちになってしまった。イヤミスにもなれずといった所で残念な気持ちがあります。【女優】2020/08/01

なお太郎

3
日常生活の中であっても、周囲の視線を気にし、演じるように生きている主人公に起こる不幸というか災難と言うか自業自得というか。。。後半は一種のホラーであった。私が夢中で読んだのは前半部分で、主人公が自意識過剰でいかに他人からかっこよく見えるため、相手に対して優位になるため一生懸命小細工する部分が共感しながら読んだ。彼女ほど気合は入っていないが、同じような事を私もした事がある。いるよね、こういう女性。(私も含めて)2009/09/08

といみゅんた

2
★★★☆☆最後は思ってたのと違った。2016/09/13

モケリン

2
なんて見栄っ張りな女なんだー!!自分の生活すべて、見栄を張って生きていくなんて疲れるだろうな〜と思っていたら、読んでるこっちまで疲れてしまった。女はいつだって「女優」だと誰かが言ってたけど、まさにその通りと思える内容で、なかなか興味深かった。2012/03/06

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