内容説明
「男なら正々堂々と勝負しろ!」というセリフをよく聞く。しかし明らかに喧嘩が弱い相手に問題解決の手段として暴力を強要するのは卑怯だ。著者は暴力や権力では対抗できない巨悪に何度も辛酸を舐めさせられてきた。本書は、傍若無人に振る舞う大組織を相手にたったひとりで頭脳だけを頼りに報復し続ける弱者の合法的復讐と闘争の記録である。
目次
第1章 自分の身は自分で守れ(誰かが守ってくれるというのは幻想;ことなかれ主義が通用しなくなった ほか)
第2章 法律に強くなれば喧嘩に勝てる(「顧問」弁護士を見つけよう!;弁護士は医者に似ている ほか)
第3章 巨悪組織との戦い方(会社や役所など対組織といかに戦うか;駄目な会社には入らないのが一番だが ほか)
第4章 実戦の心得を指南する(常に代案と脱出手断を;「小規模な実戦」を経験せよ ほか)
第5章 独立して生き抜く方法(起業家として生きる;起業は茨の道 ほか)
著者等紹介
清谷信一[キヨタニシンイチ]
1962年生まれ。東海大学工学部卒。広告業界を経て、90年に一年間ロンドン遊学後、軍事ジャーナリスト兼、起業家となる
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