幻冬舎文庫
哲学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344403321
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「そろそろ自分の死に際のことを考え始めている」島田紳助。「『もうあいつには勝てんな』と他の芸人にいわせたい」松本人志。互いに“天才”と認め合う二人が、照れも飾りもなく本音だけで綴った深遠なる「人生哲学」。お笑い、日本、恋愛、家族…ここまでさらけ出してしまって、本当にいいのか?二人の異才の全思考、待望の文庫化。

目次

第1章 松本紳助、「笑い」の哲学を語る
第2章 松本紳助、「人生哲学」を語る(友達について;結婚、そして家族について;いちばんについて;子供、そして教育について;お金について ほか)
第3章 島田紳助と松本人志の邂逅

著者等紹介

島田紳助[シマダシンスケ]
1956年京都府生まれ。77年に紳助竜介のコンビでデビュー。現在「サンデープロジェクト」「行列のできる法律相談所」などレギュラー番組多数。夫人と三人の娘の五人家族

松本人志[マツモトヒトシ]
1963年兵庫県生まれ。82年に浜田雅功とコンビを組みダウンタウンとしてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅんぢ

30
松本人志の笑いに対する持論、島田紳助の分析力、二人とも改めて天才と感じた。2019/01/16

Mayumi Hoshino

25
家の人が持っていた本を借り読み。2002年に出された本ということで、変わってしまった部分が大いにあり、多少の違和感が(松ちゃんの家族観だとか、映画への姿勢だとか。←まだ映画を撮っていない頃です。そもそも紳助さんが現役バリバリの頃なのでした)。紳助さんの子育て観、好きだなあ。松ちゃんの「アメリカ人みたいにイエスかノーかはっきりせんでもええやん。曖昧なことってある。日本人それでええやん」って視点も好き。2016/11/13

18
発刊当初人気絶頂、どちらも笑いの天才だっただけに面白かったです。笑いました。2人とも頭が良いんだなぁと思いました。

太田青磁

18
紳助竜助はテンポで世界を作り、ダウンタウンは発想が飛び抜けていた。紳助がダウンタウンを自分達が作ったテンポを逆に落としていたと感じていた一方、松本は紳助竜助をコピーしていたと語る。互いに繊細だという。才能論としても興味深い。2013/12/01

読書好きのハシビロコウ

12
私は島田紳助という人を司会者としてしか知らないし、ダウンタウンの漫才も見たことがありません。しかしこの本を読んで、2人が天才だと呼ばれている(いた?)その所以を少し理解できたような気がします。二人に共通して言えるのは、例えがうまいこと、時代の流れ、構造というものを敏感に察知していること、そして笑いというものに対してギラギラしたものを持っていることです。今とは違う。今のお笑いはキャラが立つことが最優先であることと、M1をはじめ漫才を分析する番組が増えたことで純粋に楽しめなくなっている気がしました。2021/04/17

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