内容説明
インドには個人の過去から未来までを正確に記す予言書がある。それを遺した聖者の名から人々は「アガスティアの葉」と呼んだ―。私は友人に誘われ予言書の場所まで旅の途につく。人生とは運命か、それとも意志か、この問いを胸に。が、そこでの体験は科学で説明できるものではなかった…。日本中を興奮させた衝撃のベストセラー待望の文庫化。
著者等紹介
青山圭秀[アオヤママサヒデ]
1959年広島県生まれ。東京大学大学院・相関理化学専攻博士課程修了。物質科学をベースとしながら、常に世界の精神性に深い関心を寄せ、西洋近代科学と東洋伝承科学との止揚を目指す。現在、カリフォルニア州立大学客員教授。理学博士・医学博士
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キューポップ
41
【過去本再読→登録】医学、理学の博士号を持つ著者がアーユル・ヴェーダを学びにインドへ。そこで知ったアガスティアの葉。 /「象のあし」閉店セールにて入手。やはり本が「読んで」と目に飛び込んで来たのか?アーユルヴェーダ、ヒンディとしてのヴェーダ(真理)、インド占星学、サイババ等盛りだくさんの内容。もう少し焦点を絞って欲しかった。肝心のアガスティアの葉までの章の方が面白く読めた。 /地球で生きている内に出会える人間は僅か。良い出逢いは育んでゆきたい。そして大事なのは過去でも未来でも無く[今]。2019/02/05
アポロ
28
信じる、信じないじゃなく、こういう世界もあるんだって思う方が断然楽しく毎日を過ごせる気がする!2017/03/21
toshi
7
著者は青山圭秀と言う名前の医者らしい。 アガスティアと言う過去の預言者が個人の過去、現在、未来の姿を椰子の葉に書いていたことを知った主人公の「私」が自分の分を読みに行くと言うドキュメント風のフィクション。 理系の著者だけあって、信憑性を出すためにいろいろ手を打っているので、九州出身でB型の元大臣のように、血液型性格診断を信じているようなお目出度い人なら本気にしてしまうかも・・ 2014/11/18
眠る山猫屋
5
なかなか面白く読めた。前半のスリリングな紀行文も、中盤の理知的な論調も。実際サイババに会ってみたかったな。インドという土地柄も、今は少しは変わったのだろうか。あとがき的なパートの、したたかな現地の人々がアガスティアの葉を金儲けの道具にするあたりも、リアリティ。2014/01/13
うちこ
4
日本でサイババが知られるきっかけになった本を書いたかたの二作目らしいのですが、旅行記としてとてもおもしろいです。 前半はアーユルヴェーダ研究者の1994年頃のインド旅行記として読むと勉強になる。それが後半から、35歳になって結婚を意識しはじめた男性のスピリチュアル婚活旅行記っぽくなっていく。俺の人生、うまくいってるじゃないか。いろいろ成就しているし、実際その能力があるじゃないか自分。結婚だって、いつか時期が来ればきっと…。きっと、これから…。出会うはずなんだ。この自分にふさわしい人が! となっていく。2019/08/30
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