幻冬舎文庫
何のために働くか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344400764
  • NDC分類 361.84
  • Cコード C0195

内容説明

「就職したい」とか「仕事しなきゃ」とか「いまの仕事は向いていないのでは」と考えている、まじめな人。何のために働くのですか。お金のためですか。やりがい、出世、暇つぶしのためですか。それとも?仕事とは、会社とは、サラリーマンとは、人間関係とは、そして転職とは何か。これらを考えることで見えてくる「自分が働く」ということ。

目次

第1章 「転職しようかな」と思ったら読む章(退社適齢期について―転職するなら20代のうちと心得よ!;会社在籍期間について―「会社は最低3年いなければわからない」は本当か ほか)
第2章 「サラリーマンとは何か」を考えたら読む章(給料について―他人の懐具合を知ることが世界を広げることである;異動について―不満な部署への配属。独立前提で喜ぶべし ほか)
第3章 「仕事とは何なのか」と悩んだら読む章(やりたいことについて―「やりたいこと」がわからないなら消去法で考えろ!;世襲について―父親の職業は、息子の職業に大きく影響する ほか)
第4章 「会社とは何か」と疑ったら読む章(会社の学歴重視について―結局はがんじがらめの学歴社会?ああ息苦しい;企業倫理について―企業倫理、とどのつまりは働く個人の美意識だ ほか)
第5章 人間関係につまずいたら読む章(上司との関係について―「尊敬できる上司」がいないひとに告ぐ!;同期との関係について―意味のない出会いだったからこそ気の置けない友人になりえる ほか)

著者等紹介

オバタカズユキ[オバタカズユキ]
1964年東京都生まれ。上智大学卒業後、出版社に就職するも二か月でプッツン退社し、もの書きに。93年、『言論の自由』でデビュー。他の著書『会社図鑑』シリーズ、『大学図鑑!』(ともに共著)、『拝啓サラリーマンの父上様』『ペットまみれの人生』等
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うたまる

2
むーん、またハズレを引いちゃった。タイトルに惹かれたが、ニートやフリーターの背中を後押しするようなものではなかった。ただただサラリーマンを小馬鹿にするだけの本。それもちょっとしたヒアリングから独善的解釈によって結論付けるというお粗末なやり方で。1章の「退職後は一時でも無職を経験すべき」「文系男子社員の前の会社でのキャリアは前の会社でのみ通用する特殊技能」などを参考にし、後はサラリーマン生活を2ヶ月でドロップアウトした著者の恨み節に付き合うか、はたまた2章以降は読まずに捨てるかすればいい。2013/06/01

あい

1
情報収集、それの整理整頓、そしてくだらないことでも我慢。受験勉強に勝利するための重要項目。受験は労働量の選別装置として実際的。単純に学歴重視ってやだって思っていたけどこれなら納得。2014/03/25

sennbei

0
予断無し軽く読めたし良い言葉をもらえた2016/01/10

Mikio Akagi

0
低成長型優良企業の考え方は参考になる。資本主義経済において企業は利潤を求めて拡大再生産をする、という「定説」に対して、「なぜ?」と聞いたところで、先生や企業の重役でも「それが資本主義というもんだから」で終わらせてしまうのでは。「なぜ売上を伸ばさなければいけないのか?」「なぜ新店舗を出店しなきゃいけないのか?」と疑問に思っても、会社や社会の流れに流されて、終わりのない数字を追うことに取り憑かれていないか。拡大より従業員の満足を優先する経営でいいのでは。一店舗でも長く繁盛している街のパン屋だってあるんだから。2023/09/15

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