サチコ

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344045545
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

褒められもせず、苦にもされず――。
そういう人で55年生きてきたサチコ。
「食堂キング」でアルバイトを始めて、
その人生にささやかだけど鮮やかな変化が訪れた。

両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」が生きるモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客が不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生の色々を学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が……!?
ときにじんわり、ときにほろ苦く、どこか滑稽で――。ささやかな人生の豊かさを味わえる長編小説。


【目次】

内容説明

あなたのすぐ隣にいる、女性の物語。両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」がモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客に不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生のあれこれを学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が…!?じんわりしてて、どこか可笑しくて。人生の豊かさを味わえる長編小説。

著者等紹介

群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。日本大学藝術学部卒業。いくつかの仕事を経て本の雑誌社に入社し、84年『午前零時の玄米パン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

208
群 ようこは、新作中心に読んでいる作家です。 幸薄いサチコの物語、結構こういう女性は、多いのかも知れません。続編もありそうな展開です。 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045545/2026/03/21

itica

85
大手の会社を早期退職して悠々自適の生活を手に入れたサチコ。箱入りお嬢様のまま55歳になってしまったが、何もしないでぶらぶらしているのも気が引け、近所の古い食堂でアルバイトをすることに。群さんの描く「れんげ荘」シリーズのキョウコと同じく独身のひとり暮らしではあるが、様子はずいぶん違っている。不器用で内向的だが、真面目で人に対して真摯であるサチコにはハラハラさせられるが思わず手を貸したくなるタイプだ。食堂の気のいい老夫婦とは上手くやっているのだが、色々と問題が…。続編を待ちたい(出してほしい) 2026/02/15

まちゃ

83
「褒められもせず、苦にもされず」をモットーに生きてきたスズキサチコ(55才)。長年勤めた会社を早期退職し、近所の「食堂キング」でアルバイトを始めたことから、人との関りを避けるように暮らしてきた彼女の生活が変化していく。歳を取っても人は変わっていける。そんなことを感じさせる物語でした。2026/05/01

Karl Heintz Schneider

54
55歳のサチコは勤めていた大きな会社を辞め家から徒歩3分の食堂キングでバイトすることに。70代のご夫婦ふたりで切り盛りしている街の定食屋。店に来るお客さんにもまれてサチコは自分の価値を再発見する。何のとりえもないつまらない人生だと思っていたサチコにも他人から見れば様々な美点があることに気付かされる。愛想が無くても多弁でなくとも、そこにいるだけでホッとする。サチコはもしかすると食堂のホール係として最適なのかもしれない。2026/04/18

よんよん

45
末っ子で両親から溺愛されて育ったサチコ、ずっと実家で暮らしていたが一人暮らしを決意する。なんの心配もなく育ってきたサチコが、会社を辞め、それでも働こうとアルバイトをする。最初のスーパーでは意に沿わない事があり、家の近くの老夫婦がやっている食堂で働くことにする。料理はできない、人とのコミュニケーションがうまくできないサチコが戸惑いながら色んな経験を積んでいく。はっきり言って、イライラしてしまうところのあるサチコだけれど、嫌いになれない。これはきっと続編がある、かな。期待。2026/04/06

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