白露―警視庁強行犯係・樋口顕

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白露―警視庁強行犯係・樋口顕

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344045378
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

捜査本部より速くSNSで犯人特定?

遺体を発見したのは南アジア国籍の男性。
インターネットでは彼の写真や住所が晒され、
犯人だと断定して死刑を求める声まで上がる。
情報が錯綜するなか、捜査員たちは――。

ヒーローは必ずしも一匹狼じゃない!
同僚とも家族とも絆が深い名刑事を描く傑作警察小説。

東京の世田谷区の工事現場で刺殺体が見つかった。第一発見者は、そこで働く南アジア国籍の男性。警視庁捜査一課の樋口班が捜査を進めるなか、SNSでは彼の実名が晒され、外国人であることを理由に犯人ではないかと疑う書き込みが投稿される。サイバー犯罪対策課と連携して投稿者の特定を急ぐ樋口。だが、それを嘲笑うかのごとく、発見者の顔写真と現住所まで投稿されてしまい、さらには逮捕や強制送還を望む意見まで出てくる……。かつてなく外国人排斥の風潮が強まり、フェイクニュースがあふれるなか、等身大の刑事・樋口は真実を掴むことができるのか。


【目次】

内容説明

東京の世田谷区の工事現場で刺殺体が見つかった。第一発見者は、そこで働く南アジア国籍の男性。警視庁捜査一課の樋口班が捜査を進めるなか、SNSでは彼の実名が書き込まれ、外国人であることを理由に犯人ではないかと疑う声が上がる。サイバー犯罪対策課と連携して投稿者の特定を急ぐ樋口。だが、それを嘲笑うかのごとく、発見者の顔写真と現住所まで晒されてしまい、さらには逮捕や強制送還を望む意見まで出てくる…。かつてなく外国人排斥の風潮が強まり、フェイクニュースがあふれるなか、等身大の刑事・樋口は真実を掴むことができるのか。同僚とも家族とも絆が深い名刑事を描く傑作警察小説。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年、「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、82年に専業作家となる。2006年、『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。08年、『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞ならびに第61回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。17年、「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞。23年、日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケンイチミズバ

58
テレビや新聞は嘘ばかりでネットは正しい。そう断言できる要素がどこにあるの。ネットはフェイクだらけ。みながそう言うから、自分がそう思いたいからそうなんだを拡散し、根拠のない情報が一周し戻ってくるころに事実のようになる視野狭窄ではないのか。警察に協力しただけの外国人が犯人扱いされる。普通の高校生がまだ誰も知らない情報を誰よりも早くネットにアップすることが使命や義務のように達成感を感じ、自分の行いに満悦する。プライバシーを侵害され危ない目に遭うかもしれない人への考えも捜査の妨害行為であることの思慮も微塵もない。2025/12/05

ブランノワール

4
とても考えさせられました2025/11/23

mietreky

2
SNSが真相よりも先に“犯人”を決めてしまう恐ろしさを鋭く描いた一冊である。外国人労働者への偏見が瞬時に拡散し、暴走する世論が捜査をも揺さぶる。樋口班の冷静な捜査と、人間へのまっすぐな信頼が光る物語である。社会の空気がいかに弱者を追い詰めるか、その構造を容赦なく突きつける今野作品らしい重厚さがある。SNS時代の“正義”と“事実”のズレを考えさせられる良作である。2025/11/19

古山 雅一

0
さすが今野敏! 読みやすいわ。2025/12/05

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