カルロ・ロヴェッリの科学とは何か

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カルロ・ロヴェッリの科学とは何か

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  • サイズ 46判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309254418
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

出版社内容情報

地球が宙を浮いていることを最初に見抜いた世界初の科学者アナクシマンドロス。科学的思考の革命と本質をえぐり出す。

内容説明

大地=地球が虚空に浮かんでいることを世界で初めて見抜いた古代ギリシアの科学者!なぜこの2600年前の哲人がすごいのか。世界の見方を刷新し変革する科学について、最も大事な視点を説く驚嘆の書!

目次

紀元前六世紀 知の天文学
アナクシマンドロスの功績
大気現象
虚無のなかで宙づりのまま空間を浮遊する大地
目に見えない実体と自然法則
反抗が力となる
文字、民主制、文化の混淆
科学とは何か?アインシュタインとハイゼンベルク後の世界でアナクシマンドロスを考える
文化的相対主義と「絶対」的な思想のあいだ
神を抜きにして世界を理解できるか?
前-科学的な思考
結論-アナクシマンドロスの遺産

著者等紹介

ロヴェッリ,カルロ[ロヴェッリ,カルロ] [Rovelli,Carlo]
1956年、北イタリアの古都ヴェローナ生まれ。ボローニャ大学の物理学科を卒業後、パドヴァ大学で博士号を取得し、アメリカの物理学者テッド・ニューマンの招きに応じて、ピッツバーグ大学で10年におよぶ研究生活を送る。アメリカで最も重要な科学哲学の研究所を擁する同大学で、アドルフ・グリュンバウムやジョン・イアーマンなどの著名な哲学者と親交をもつ。2000年から現在までは、南仏のエクス=マルセイユ大学で理論物理学の研究に取り組んでいる。専門とする「ループ量子重力理論」は、20世紀の物理学が成し遂げた2つの偉大な達成、一般相対性理論と量子力学の統合を目的とした理論である。2014年、「七つの短い物理学講義」(『すごい物理学入門』河出書房新社)という小さな本がイタリアの内外でベストセラーとなり、一躍「時の人」となる。その後、『すごい物理学講義』(河出書房新社)で「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞。いまや、理論物理学の最前線で活躍する研究者であるだけでなく、最も期待されるサイエンスライターのひとりでもある

栗原俊秀[クリハラトシヒデ]
翻訳家。1983年生まれ。C.アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)で、第2回須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

106
「科学とは何か」を考えるのにアナクシマンドロスに注目するのがユニーク。「虚空で宙づりになった大地」という発想こそ人類史上初めての科学革命だと言う。科学とは、「検証可能な予想の提示」に還元されるものではなく、「世界の見方」を問い直し変革する知的な営み。科学史は、クーンのパラダイム論が示す不連続ではなく、連続的な通約性が重要だとの言葉に、一般相対性理論と量子力学の両立に挑戦する著者の思いが集約されている。『すごい物理学講義』でデモクリトス、そして本書でアナクシマンドロス。イオニア自然哲学への理解が深まった。2022/03/26

やいっち

81
訳者あとがきによると、本書は一般向けのサイエンス本としてはロヴェッリの初期の本。後続の本が評判ということもあって、敢えて翻訳となったのだろう。  彼は、既刊本でデモクリトスを称揚していたが、本書でのアナクシマンドロスは、そのとば口となるもの。吾輩などは、解説を最後に読んだので、恥ずかしながら、これまでの論考の発展本かと勘違いして読んでいた。不明を恥じるが、それだけ優れた内容とも言える(よね)。2022/03/29

yyrn

26
そうか、2600年も前に我々は空間に浮かぶ大地に生きていると(観察と鋭い洞察によって)看破した人がいたのか。日本はまだ文字もなかった縄文時代なのに。彼我の差に愕然とするが、四千年の歴史を自慢する中国でさえ地球が球体だったとは見抜けなかったのだ。▼BC6世紀に活躍したタレスと(本書の主役で著者が人類の科学的思考の始まりと高く評価する)アナクシマンドロス、BC5世紀ではピタゴラス、ヘロドトス、ソクラテス、BC4世紀にはデモクリトス、ヒポクラテス、プラトン、アリストテレス、BC3世紀でアルキメデス、その後、⇒2022/04/16

mft

11
アナクシマンドロスに科学の萌芽を見る。師の説への批判、常識を疑うこと。ミレトスの社会背景との関係すなわち民主制の始まりとの同時代性を視野に入れたとき、権威主義的なものと科学の発展との相容れない関係も見えてくる。アナクシマンドロスから説き始める著者にとって、科学は古いものを捨てて新しいものに移るように発展するものではなく、師の教えを自分のものとしてからそれを乗り越える連綿と続く営みである 2022/04/06

8123

9
紀元前6世紀にアナクシマンドロスがひらいた科学的思考の神髄について熱をこめて論じていてすっかり感化された。あの時代に神に言及せずに世界を説明することがいかに破格だったのか、なぜそれが可能だったのかを推論していく。多様の意見をひとつの結論に収斂する民主主義と複雑な現象をシンプルな法則に還元する科学的思考は、同じ文化的土壌にあるのだ。幸福だが空虚な「確かさ」か、世界解釈が絶えず更新され心躍る「不確かさ」か。宗教的反動の潮流への危機感が本書を書かせたことを伺える結び。この人の本は出たら読む。2022/04/23

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