出版社内容情報
私はここからどう老いていこう?
自分自身が最も心地よく過ごせる「エイジングの流派」を、見つけたい。"
「できなかったこと/なかったもの」を次々と取得していくのが0歳から10代、20代、30代の道のりだとしたら、40代以降は「できたこと/あったもの」を少しずつ、だけど次々と失っていくフェーズに入っていく。こうして文字にすると(マジで)ゲンナリもするが、これは事実。全てのベースとなる「体力」だってその一つだし、女性はココ(40代)から「閉経」へと向かっていくので「更年期」と呼ばれる身体やホルモンバランスの変化だって大いにあるだろう。そして、もっとピンポイントに、正直に言うならば、私は「若々しい見た目」がどんどん損なわれてゆくことに対する恐怖にも似た気持ちがあった。否、今でもある。そしてコレ、何故か、わりと、大きな声で言いづらいことなのだ。だって、こればっかりは今に始まったことではないけれど、「世論」というものは常に無茶ブリの嵐……。世間的に「魅力的なオトナ」だと言われる人物像を書き出してみるので一緒に考えてみていただきたい。
中年以降の魅力的な人物像:
年齢はただの数字と捉えて「向上心」はキープする。が、
年齢を重ねていく外見のほうは自然現象として受け入れて、
心身ともに健やかに、
だけど“実年齢よりはナチュラルな範囲で若々しい”ヒト。
つまり、「心は老けるな」「健康は死守しろ」「外見は老けろ」「ただし実年齢よりは若見えしたナチュラルな感じに仕上げろ」!! ――――これを世間が理想的な「ナチュラルビューティー」と呼ぶのなら「無茶」だって!! それ一番難しいって!!と叫びたくなるのは私だけだろうか(笑)。――――では、私はここからどう老いていこう?
自分自身が最も心地よく過ごせる「エイジングの流派」を、見つけ出したい。
内容説明
私はこれから、どう老いていこう?人生の先輩たちが語る、最も心地よい“エイジングの流派”とは。40歳の壁に効く言葉のギフト集。美的GRAND大人気連載を書籍化!
目次
1 対談エッセイ(松田美由紀「スーパーナチュラルに合理的に生きる」;吉本ばなな「コンサバor吉本ばなな」;真矢ミキ「時には有効、三倍速のススメ」;RIKACO「一度決めたら、腹をくくって、もう二度と迷わない」)
2 対談(MEGUMI「野心をもち続けて生きていく」;野口美佳「センスはお金では買えない」;熊谷真実「愛と安心は両立できる」;土屋アンナ―母娘4人スペシャル対談―「母親はいくつになっても人生の先輩」)
著者等紹介
LiLy[LILY]
作家。1981年生まれ。神奈川県出身。N.Y.、フロリダでの海外生活を経て上智大学卒。25歳でデビューして以来、小説やエッセイを多数発表。女性心理と時代を鋭く描き出す作風に定評がある。40歳で起業し、セクシャルウェルネスブランド「Bedin」をローンチ。プライベートでは、高校生と中学生の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。