ひまわり

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  • サイズ 46判/ページ数 490p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344043541
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ある日事故に遭い、頚髄を損傷してしまったひまり。
リハビリを続けるも復職の夢は潰え、一念発起して弁護士を目指す。

鉛筆も握れず、六法全書も開けない。
言葉のみを味方に、果たして司法試験を突破できるのか?
「言葉は私の最後の砦。
言葉がある限り、私たちはつながれる」

おしゃべりと食べることが大好きな33歳のひまりはある夏の日、出張帰りに交通事故に遭い、頸髄を損傷してしまう。意識は明瞭。だけど、身体だけが動かない。過酷なリハビリを続けるも突きつけられたのは厳しい現実だった。「復職は約束できない。できればこのまま退職してほしい」。途方に暮れ、役所で就労支援の相談をすると、すすめられたのは生活保護の申請。
私は人の役に立てるのに、どうしてその力を発揮させてもらえないのーー?
ひまりは自立を目指し司法試験受験を決意する。思い通りにならない身体でロースクールに通い始めるが、次々と壁が立ちはだかり……。

落涙必至の、人生応援小説。

内容説明

おしゃべりと食べることが大好きな33歳のひまりはある夏の日、出張帰りに交通事故に遭い、頸髄を損傷してしまう。意識は明瞭。だけど、身体だけが動かない。過酷なリハビリを続けるも突きつけられたのは厳しい現実だった。「復職は約束できない。できればこのまま退職してほしい」。途方に暮れ、役所で就労支援の相談をすると、すすめられたのは生活保護の申請。ひまりは自立を目指し司法試験受験を決意する。思い通りにならない身体でロースクールに通い始めるが、次々と壁が立ちはだかり…。

著者等紹介

新川帆立[シンカワホタテ]
1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身。宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

314
新川 帆立は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は当初のイメージと異なり、凄まじい四肢麻痺リハビリ司法試験挑戦小説の感動作でした。著者の想いが強過ぎるので、受け止めるのが大変かも知れません。 https://www.gentosha.co.jp/s/himawari/2025/01/09

旅するランナー

263
四肢麻痺の弁護士。読み出してすぐ、この小説は感動を与えてくれることを確信しました。困難なチャレンジに諦めることなく挑戦する姿がまぶしい。映画「最強のふたり」並みに、主人公とヘルパーさんの関係も面白い。感動はもちろん、人生への激励も与えてくれる素晴らしい小説です。しっかり届きました。2024/12/15

のぶ

222
事前に情報を仕入れていたのだけれど、なぜこれほど感動し、泣かされるのだろう。本作は主人公のひまりが突然の事故で、頸椎を損傷し首から下を自分で動かすことが困難になってしまった状況で司法試験を受けて弁護士を目指す物語です。ひまりが弁護士になったことは小説の1ページ目に記されている。それでも本人の努力と、周りの人たちのサポートで多くの障壁を乗り越えて行く姿は本当に素晴らしい。きっとうまくゆくのだろうなと察しがつくのに、楽しく読ませるところは新川さんの筆力にあるのだろう。今年のベストクラスの作品だった。2024/12/13

hirokun

205
★4 以前この作品のモデルになった方の報道を新聞で読んだことがある。その時は、すごい人がいるものだなと思っただけだったが、この作品で現実を垣間見て本当の大変さを理解しないで表面的に捉えることの危うさを感じた。作中で、「普通」の人が障碍者に対して命さえあれば、目標もなく、誰かに感謝されることもなく、ただ生きているだけの状態でも幸せだというのは傲慢だという見方は、福祉に限らず様々な分野で考慮されるべき視点だと思う。 この作品は、非常に分かり易いストーリーの中に人間の持つ本質に触れるような洞察があると感じた。2024/12/16

tetsubun1000mg

200
巻末の謝辞で菅原崇弁護士に感謝とされていた。 東京水産大学卒業後に明治に入社して、34歳の時に交通事故で脊椎損傷となったそうだ。 その努力の過程がリアルで感動的。 大学時代に司法試験を目指す学生を近くで見ていたので、その難関度はよく知っている。 以前の合格者1000人時代は難関学部の4年間を試験勉強に捧げさらに3年前後浪人してやっと合格する難易度だった。 その題材を元にしたモデル小説とされているが、新川帆立氏が身を削って書き上げた入魂の作品だと思います。 今年読んだ小説の中では圧倒的ナンバーワンの感動作。2025/03/22

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