出版社内容情報
近場の新宿から憧れだったスイスまで、
どこに行っても、のんびり自由な旅エッセイ。
なんか疲れたな。と思ったとき、
馴染みの旅先があるのはいいものだ。
行ったことのないところへ旅して見たいな。
と思ったときの、涼やかな気持ちもいいものだ。
つまらない旅はない。
たぶん、なにかはつまっている。
近くも、遠くもゆるゆると。
内容説明
なんか疲れたな。と思ったとき、馴染みの旅先があるのはいいものだ。行ったことのないところへ旅してみたいな。と思ったときの、涼やかな気持ちもいいものだ。高知、奈良、青森からスイスまで、どこに行っても、のんびり自由な旅エッセイ。
目次
長野・上田 くるみ蕎麦を食べる
静岡・浜松 浜松ぎょうざの旅
青森・八戸 書店、朝市、スターウォーズ
高知 なんかすごいぞ沢田マンション
東京・上野 土偶がかわいすぎた夏
福島 一泊二日のハワイは天国だった
福岡・博多 旅先カレーにハマる
東京・新宿 都会の森を訪れて
ポーランド 土産は「買えるときに買う」のが鉄則
長野・軽井沢 アメンボになってみた
千葉 深夜のディズニーシー
北海道・函館 楽しい朝食バイキング
沖縄・那覇 タコスと映画とお散歩と
スイス アルプスゆるゆるハイキング
大阪 きつねうどんと豚まんと
奈良 憧れの奈良ホテルへ
岡山・倉敷 きびだんごで鬼退治
著者等紹介
益田ミリ［マスダミリ］
１９６９年大阪府生まれ。イラストレーター。『ツユクサナツコの一生』（新潮社）にて、第２８回手塚治虫文化賞短編賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
90
ミリさんの旅エッセイ。どの話も良かったです。個人的には軽井沢。ジョン・レノン好きなのでお気に入りだったミルクティーを飲んでみたいです。ディズニーの話も楽しそうで、行きたくなりました。2025/01/08
Ikutan
78
2016年から2024年。コロナ禍前後のミリさんの旅の記録。ポーランドやスイスもあれば、千葉や出身地の大阪など、近くも遠くも、ゆるりと楽しむミリさん。好奇心旺盛で色々体験したり、味わったり。観光名所以外にも、旅慣れたミリさんならでは視点で、知らなかった旅の楽しみ方が満載で、旅心が刺激されますね。4コマ漫画も楽しいし、カラー写真やイラストもたくさんだから、眺めているだけでも旅気分が味わえて、気分転換におすすめです。2025/02/10
シャコタンブルー
54
のんびり、ほのぼの、ゆったり、きまままに・・国内や海外の素敵なゆるり旅を追体験できた。なにより作者自身が旅を和気あいあいと楽しんでいるのが伝わってきた。素晴らしい景色、美味しい食べ物、現地の人との交流そしてハプニング何でも楽しめているのが最高。旅先でカレーにはまったり、映画を観たり、ベンチでホットコーヒーを飲んだり、何でもないひと時が最高の思い出にもなる。旅はいいね。「アルプスゆるゆるハイキング」スイスの写真やイラストは美しかった。いつか私も初夏のスイスに行くぞと心に誓った。2025/01/17
よこたん
47
“旅先の食べ物は楽しい。ここで生まれ育っていたらいつもこれを食べているんだなぁと思いながら食べている。” 土産は「買えるときに」、食べたいものは「食べたいときに」が鉄則。うかうか通り過ぎてしまい後悔は、案外多い。胃袋もすき間を作っておかなきゃ。読友さんがよく行かれている八戸の館鼻岸壁朝市が出てきてワクワクするが、あぁもう少し詳細を…と思ってもパッと次へ。焼きたての大宰府の梅ケ枝餅は、修学旅行中で立ち寄れなかった悔しい思い出がある。火焔型土器型ソフトクリームコーンのソフトクリームがもしあったら食べたいよね！2025/02/24
sayuri
40
益田ミリさんの旅エッセイ。行き先は長野・静岡・青森・高知・東京・福島・福岡・千葉・北海道・沖縄・大阪・奈良・岡山。日本を飛び出してポーランド・スイスまで。うーん、羨ましい。名所巡りはもちろん楽しそうだが、なんといってもその土地ならではの名物料理の描写が堪らない。長野のくるみ蕎麦や浜松ぎょうざがとても美味しそう。大宰府天満宮の参道に並ぶ土産物店や梅ヶ枝餅のお店に入ってみたい。10年前から一人旅を始めた私だがコロナ禍以降、全く行けてない。ミリさんの行動力を見習って一人旅を再開したくなった。さあ、どこへ行こう。2025/01/05
