出版社内容情報
元ビッグモーター幹部の懺悔と再生への誓い
極端な利益至上主義から脱却し、顔が見えるクルマ屋2.0へ
内容説明
元ビッグモーター幹部の懺悔と革命への誓い。極端な利益至上主義から脱却し、顔が見えるクルマ屋2.0へ。
目次
1 営業活動(営業の新時代;営業の実践;商談は順番が9割)
2 店舗マネジメント(マネジメントとは;店長の役割;超大型店でのマネジメント;営業本部の役割;事業再編)
3 ビッグモーターの崩壊と流通革命
著者等紹介
中野優作[ナカノユウサク]
1982年3月香川県さぬき市生まれ。16歳で高校を中退し土木作業員に。2008年10月ビッグモーターに入社。2017年5月に退職し、同月、BUDDICAを設立。2018年4月に法人化し代表取締役に就任。最大手業販サイト、オートサーバーで「5ツ星認定」を受け、2021年度「販売台数ナンバー1」(全国会員7万社中)に。また四国における販売台数においても、2021年度No.1。香川県の3店舗に加え、兵庫県、岡山県、千葉県、福岡県に出店中。2023年9月には初のフランチャイズ3店舗オープン予定。現在、クルマの通販を専門とする「BUDDICAダイレクト」のローンチ準備中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
54
ビッグモーター、その栄光と衰退を見た人。勢いがあるということは、強引に進めている人がいて、その方向を間違えると組織は一気に衰退する、以下メモ。感じがいいことは営業のほんの一要素に過ぎない。選択肢の提供をすることで喜ばれる。順番を制するものがトップセールスになる。変数を減らしてお客様が選びやすくする。打ち込む仕事があることで救われる。失点しないように流せばいい、という考え方に抗う。2024/09/03
Daisuke Oyamada
28
著者を知ったのは青汁王子のYouTubeに出ていたので知りました。元ビックモーターの幹部ですが、青汁王子が金に困っているから、車を売って欲しい。そんな依頼を受けたのが著者でした。二人で対談しているものがありましたが、その中で「本に書いた」というセリフがあったので、だったら読んでみようと思い探したら、Kindle Unlimitedに入っていたので即読書です。笑 動画で見た感じはハッキリ・・・ https://190dai.com/2024/09/11/クラクションを鳴らせ!変わらない中古車業界へ/2024/08/22
魚京童!
16
お客は車がほしいのではない。〇〇がほしいのだ。○○を見つけられれば売れる。営業の仕事は相手のほしいものではなく、本質を見抜くことが重要らしい。マキタがほしいのではない。穴がほしいのだ。マキタは穴を開ける機械を作っているからわかりやすいが、車は目的が多様だろう。自分でも知らないものをどう見つけるかだよね。2024/12/30
ゴーヤーチャンプルー
8
元ビッグモーターのトップセールスマン。中古車業界全体へ古い体質に対してのクラクション。ビッグモーターのみならず、中古車大手などでも過剰な利益至上主義や過激な人事異動、こういったものが徐々にお客様の事も考えず不正を生んでいく背景にあるのだとわかった。営業や店舗マネジメントなど、車業界でなくても勉強になる事は多かった。やはり一番は自身の心であり熱量だ。2024/08/20
はじめさん
8
2023年後半に世間を賑わせた中古車販売大手のBMをめぐる様々なニュース。かつて一兵卒の営業マンとして入社し、店長・次長・部長、本部入りまで果たした中野氏による自叙伝と、これまで業界でまかりとおっていたグレーな部分への警笛(クラクション)/ 自分が売ればいいだけの営業マンから、店長としてチームをまとめ、いかに全員で売上を作っていくか。実践されたドラッカー式マネジメント。ボトルネック(弱点)を潰し続ける。/ 数字あげられなければ容赦のない更迭・転勤…恐怖と重圧で支配された中での仕事は苦行。人生というドライブ2024/02/01